バレットジャーナルに一工夫して、自分との対話を

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

涼しい夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

バレットジャーナルは、タスク管理に特化した手帳術と言えるでしょう。

 

しなければならないタスクを箇条書きで書き出して、その冒頭には、「これが一つ分ですよ」という印で黒丸をつける。

 

その黒丸が、バレット=銃弾のように見えるから、「バレット(銃弾)ジャーナル」。

 

そして、各タスクの進捗状況を記号で書き記すのです。

 

例えば、「着手した」「完了」「続行中」「後回し」など。

 

こうした進み具合を「言葉」で書いていたら大変なので、記号で一目で分かるようにします。

 

さらにその記号が「何を表しているのか」忘れないために、初めに「索引」を作っておく。

 

バレットジャーナルの使い方を解説しているYoutubeを見てみると、カレンダーなどをすべて手書きにしていたり、月の表示をイラスト風にデコレーションしていたりしますけど、そして、手帳好き、手書き好きにはある意味こたえられない映像なのではありますが、バレットジャーナルの本来的な目的からは離れていると思います。

 

とはいえ、手書きは楽しいものですし、たいていの場合無地かドット方眼が多いかと思いますが、まっさらなページに好きなように書き込んでデコレーションしていくのは、手帳術の王道とも言える書き方でしょう。

 

ただ一言付け加えるのなら、毎日の生活は、「タスク」からだけで成り立っているのではない、ということなのです。

 

タスクに向かう時間もあれば、はっきりとしたタスクには分類できない時間もまたあると思います。

 

いわば、自由時間。

 

毎日必要なのか、どれくらいの時間があればいいのか、事前には確定できないような時間というものが、誰にでもあるのではないでしょうか?

 

毎日の生活の中で、自分を取り戻す「余裕の時間」。

 

ともすれば、他人の視線で考えてしまう「タスク処理の時間」ばかりでは、自分が消えてしまわないでしょうか?

 

自分はどこに向かっているのか、これがやりたかったことだっけ、自分の心の深いところで満足しているのか、などなど、時に「幽体離脱」して、自分を高みから眺め、果たしてこの方向でいいのか、自分のエネルギー配分は正しいのか、考え直してみる時間もまた、「タスク処理」に劣らず大切なことでしょう。

 

かつては、おそらくほんの少し前までは、「誰か」の指し示す方向に進んでいればそれでよかった。

 

日本人のほとんどすべての大人が「社会人」で、会社なり組織なりの「上の方の人」が進むべき方向を決めていたのですから。

 

「置かれた場所で咲きなさい」という言葉がありますが、「置かれた(配属された)部署で働きなさい」でよかった時代があったのです、ほんの少し前までは。

 

けれどもそれが崩れてしまった。

 

今は、会社員であっても、自分で考えなくてはならない時代なのでしょう。

 

時代の先行きは不透明で、誰も「正解」を示せません。

 

けれども「変化」はやってくる。

 

「このままでいいはずがない、けれどもどうすればいいのかが分からない」といった、袋小路にはまり込んでいるようです。

 

誰かの「正解」は、あなtの「正解」ではない。

 

でも、自分にとっての「正解」を出すために、強力な助っ人が一人いるのです。

 

それがあなた自身です。

 

迷ったら、自分が楽しいほうへ、とはよく言われることです。

 

どんなにデータを集めても、人の意見を聞いたとしても、賛成意見も反対意見もいくらでも集まるでしょう。

 

そして、動けなくなる。

 

それはあまりいい選択ではありません。

 

自分の本心、直感、ワクワクにしたがって自分のこれからを見つめてみましょう。

 

そのためにも、バレットジャーナルに一工夫をして、自分と向き合う時間を入れて、考えていること感じていることを書いてみるのです。

 

日記風の「感想」で構わないので、今日感じたこと、最近考えていること、気になっていること、判断しかねていることなどなんでも。

 

書き続けていくことで、自分の頭や心の「見える化」も上達すると思います。

 

自分との対話が、最強の問題解決法となるでしょう。