手帳に記されている年月日、自分らしく切り替えましょう
こんにちは。
てらぴーだよ。
長い梅雨にうんざりの夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
時間の流れというものは、本当に不思議なもので、常に「今」でありつつ、その「今」はものすごい速さで、「過去」に流れていきます。
「今」しか存在しないのだ、とはよく言われることですが、「過去」はあったし「未来」もやってくるという「流れ」を無視するわけにはいきません。
生きているそこは「今」かもしれませんが、少し前のあの時、過去となってしまったそれを体験していた時は「今」だったはずです。
今が19時なら、18時のことは過去ですが、その18時が「今」だった時がかつてあった!
「今」は速やかに「過去」に流れ、「未来」は次々に「今」として現れる。
そこに、確たる「切れ目」などないのに、我々は区切りを入れたいのです。
かくして、なめらかな流れに幾筋もの分断線が引かれている、というわけです。
その分断線は、年月日ととりあえずとらえて見せましょうか?
時の流れを区切り分けたツールが、手帳です。
まずはその本体が全体として、「1年」を表している。
何月からその1年が始まるのかは、その手帳並びにその手帳を活用している人の思うがまま。
1月を1年の始まりとしている人もいれば、4月が1年の始まりだと感じている人もいるし、9月に1年の始まりを置いている人もいるでしょう。
中には、旧暦にのっとって、生活を立てている人もいると思います。
このように、1年の始まりは人それぞれですけど、次のブロックは、たぶん万国共通なのではないでしょうか。
ひと月、つまりは1か月です。
これを書いている今が7月だというのは、全人類で共通なのではないでしょうか。
北半球だろうが、季節が逆の南半球に住んでいようが、今は7月でしょう。
ここでも、天空をめぐる月に合わせた旧暦を使っている人も多いかとは思いますけど、表向きは、世間の常識に合わせてくれているのではないかと思います。
約束をした相手が、旧暦を生きているとしても、約束の日にちは新暦の月で執り行っていることと思います。
ひと月は、さらに「週」に分けられ、そして1日が切り離される。
かくして、何の切れ目もなかった流れは、手帳の表記の上に、年月日として立ち現れることになるのです。
このような操作をすることで、私たちは生活の流れに自分なりの区切りを入れているのです。
7月ももう月末です。
というのは実は偏った意見でしかないかもしれず、7月から8月をまたいで続くプロジェクトを進めている人もいることでしょう。
「月末」が区切りとして何かしらの「終わり」になる人もいれば、この月末が自分にとっての「スタート」になる人もいるでしょう。
スタート自体は8月だけれど、この月末までが準備期間だという人もいるでしょう。
始まりや終わりではなく、繰り返しだという人もいれば、過去を書き換える復活だという人もいると思います。
あなたの手帳は、どんな区切りになってますか、その区切りをどのように生活に生かしているのでしょうか。
まわりまわって元通り、では進歩がありません。
歩んだその先に、どんな新しい景色が広がるのでしょう。
あらかじめ区切られた手帳の年月日を組み替えて、自分なりの時間の流れを模索してみましょう。
例えば、今週に名前を付けるとしたらどんな名前にしますか?
来週は何曜日から始めますか?
8月のテーマソングを決めましょう。
どこで「夏休み」を取りますか?
流れに、自分なりの区切りを。