「ノルマ」って、ロシア語って知ってた?しかもその背後に第二次世界大戦の影が

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

風もあり涼しい夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

人から設定されたらいやだけど、自分なりの「ノルマ」というものを考えてみてもいいかもしれません。

 

ちなみに、ノルマの語義を調べたら、

 

「個人や団体に対して

 

国家や組織が

 

強制的に割り当てた

 

労働の目標量」

 

と、ウィキペディア先生に教えてもらいました。

 

しかも、なんと元はロシア語で、

 

「第二次大戦後、当時のソビエト連邦によりシベリアに抑留されていた人たちが帰国した際に日本に広まった言葉」

 

だというではありませんか。

 

こんなところにも、戦争の影が。

 

「他人が強制的に決めた労働の目標量」である限り、ノルマには、どうしてもマイナスのイメージがつきますけど、自分なりの、今日一日をやり遂げた証しとしての「今日の蓄積」であるのなら、前向きに捉えられるかもしれません。

 

ほうっておくと、一日はどんどん過ぎ去って、成果らしい成果を感じられずに、「あれ?今まで何してたっけ?」と途方に暮れることにもなりかねません。

 

そうならないためにも、目標というものは必要ですし、それに近づくための、「今日一日のノルマ」というものがあるのでしょう。

 

ノルマという言葉、特にその語感に「やらなければいけないこと」「しないとバツを与えられること」といったマイナスイメージが払拭できないのであれば、言葉を替えてもいいでしょう。

 

大切なことは、自分を鼓舞して、目標に確実に近づくために今日一日を使い倒すことでしょう。

 

「ああ、今日も一日やり切ったなあ」と感じられるために、何が必要でしょうか?

 

一日の終わりに、どんな状態になっていれば、充実感が生まれるのでしょうか。

 

そういったことは人それぞれなので、どんな項目や分野のことを計測するのか、数量をどう測るのか、そういったことは自分がどのような人生を歩みたいのかに絡んでくるでしょう。

 

例えば、毎日本を読むと決めて、ではどれくらい読むのか、目標を決めます。

 

その時に、冊数で測るのか、それとも時間を「ノルマ」にするのか。

 

あるいは、ページ数を目標とするのか、いろいろ考えられるでしょう。

 

とある読書家の人は、「読んだ厚さ」を毎日の目標にしていたそうです。

 

一日に、本のジャンルは問わず、背表紙で、何センチ分読むとか決めていたと言います。

 

「毎日本を読もう」と決めても、では具体的に、となるといろんな測定法があるのです。

 

数値にあらわせるノルマ、「一日分の目標」を決めると、集計ができます。

 

すると、それを手帳なりに記録することで、やったかやらなかったのか、どれくらいできたのか、といったことがあやふやになりません。

 

この日は頑張ったけどこの日はそうでもなかった、といったようなあいまいさを排除できます。

 

集計はまた、グラフにもできますから、長く続けると、自分の癖みたいなものも分かってくる。

 

気分の上下であるとか、集中の度合いとかが見て取れるようになるかもしれません。

 

そうなれば、改善もまたたやすくなることでしょう。

 

調子が悪くなったときに、すぐに対処できるかもしれません。

 

作業量を増やすことも大切ですが、長く続けることも重要です。

 

調子の上下に一喜一憂するのではなく、自分を客観視し、適切な対応を心がけましょう。