野帳(またはノート)を広げて、欲望も広げる
こんにちは。
てらぴーだよ。
「夕立」をちょっと警戒した夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
外出したかったのだけれど、洗濯物だけでなく敷布団まで干していたので、このご時世「夕立」を警戒してどこにも出かけず仕舞い。
どこにも行けない分、頭の中で欲望が渦巻いてきたので、野帳を開いて、「欲望図鑑」を作りました。
といっても、欲しいもの、したいことを書き連ねる「物欲ノート」の趣。
まずは自分の人型を書いて、頭から足の先まで欲しいものを書いていきます。
頭なら、帽子とか、メガネ、上半身に降りて、シャツとか腕時計とか、こういうのが欲しいんだ、いつか手に入れてやる、こういうのを買えるようになろうなど、金に糸目をつけずに、値段や数にも頓着せず、とにかく、思いついた順に書き込んでいきます。
別に、イラストである必要はなくて、ブランド名とか分からなくても、とにかくこういうのといったイメージを書いていくのです。
上着だけでなく、下着にまで言及したりします。
そのうち買ってやる!と思っているのが、日本の上流階級代表のような松浦弥太郎さんがお買い求めになっているとかいう、アンダーウェアで、シャツとトランクスのセット、松浦さんのエッセイで紹介されてました。
確か上下で5,6000円ぐらい。
これを半年ごとに3セットだったように覚えてますが、6セットだったかも、買い替えるのだそうです。
うーん、下着なのにゴージャス。
てな感じで、商品名が不明でも、値段が分からなくても、とにかくこんなやつといった感じでメモしていきます。
そして靴に至るまで欲望を解き放つのです。
身につけるものが終わったら、カバンとかの日用品に移ります。
カバンをはじめとして、普段使っているもの、とは言え、ここにはあんまり欲望がなかった。
文具系や紙製品は別建てですけど。
「モノ」シリーズが終わったら、住みたい部屋を夢想します。
何に使うスペースなのか、そこで何をするのか、広さはどれくらいで、何が置かれているのか。
いつも頭に出てくるのは、コンビニくらいの広さで、書斎とアトリエといった感じの部屋です。
書庫も欲しいけど、つながっててもいいな。
机は「コ」の字型にあこがれてます。
複数の作業ができるようなイメージ。
それとは別に、大きめの机も欲しい。
ちょっとしたものつくりができるような。
でも、そうかといって、部屋がいくつもに分かれるのは好きではない。
大きい部屋が一つ、あっても書庫だけ。都合二部屋。
次に妄想するのが、「したいこと」。
「これをしなかったら、死ぬときに後悔するかも」といったことを書き連ねていくのです。
例えば、最初は「旅行」と書いてましたが、そのうち、少しづつ具体的になってきました。
「世界遺産をめぐりたい」とか、その世界遺産の中でも具体的な国名や場所の名前を書けるようになるとか。
妄想は妄想で、何度も書いているうちに、具体的になってきます。
たとえすぐには行けなくても、「候補」として挙げておけば、楽しみもより具体的になるでしょう。
漠然と、「どっかに生きたい」と考えても、それ以上進みませんけど、具体的な場所や様子がはっきりしてくれば、妄想もしやすくなるというものです。
イメージするだけなら、タダですから。
ネットのニュースで、国外国内いろんな場所のカフェが紹介されています。
具体的な写真も載っていることがほとんどなので、メモします。
さらに妄想を膨らませれば、「エアー散歩」も可能でしょう。
「持ちたい」「行きたい」「やってみたい」、自分の欲望を紙の上に広げては、楽しんでみるのです。