手帳は、実際に触ってなんぼ

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

涼しくなってきた夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

暑さが和らいできました。

 

ほとんどの田んぼで、稲刈りも終わっています。

 

いよいよ、本格的な、手帳シーズンが始まるのです。

 

石川県の県都と言えば、言わずと知れた金沢市

 

その南に接しているのが野々市(ののいち)市です。

 

その、金沢と野々市の境目、ギリギリ野々市市にあるイオンのお店、旧の店名が「サティ」。

 

今でも僕の中では、サティです。

 

そのサティ(ほんとはイオンだけど)の文具コーナーが意外に広くて、侮れません。

 

サティ時代からの習慣なのですが、キャラクターものの手帳を結構集めてます、この時期になると。

 

スヌーピーとかムーミン、キティちゃんをはじめとするサンリオ関係、等々がコーナーの一角を占めているのです。

 

特筆すべきは、すべての手帳に「見本」があること。

 

キャラ物の場合、表紙のデザインが違っても、中身が同じってことはよくあることです。

 

ですから、ほとんどの雑貨屋さんでは、同じ中身のものはすべてに見本をつけるのではなくて、代表1冊だけ見本となっていることが多いです。

 

「中身は同じです」と注意書きをしている雑貨屋さんもあります。

 

その心は、「だからパッケージをあけないで」、ということ。

 

見本とは言え、商品なので、本当だったら売り物です。

 

でも、見本とすることで、たくさんの人に触られたりするので、基本、売り物にはなりません。

 

なので、お店としては、見本の数は減らしたい。

 

でも、お客側からすれば、中身をしっかり確認したい。

 

その折衷案が、「中身は同じなので、代表の1冊を見本にしますから、中身の確認はこの1冊にしてもらって、そのほかのは中を見ないでください」となったのでしょう。

 

お店によっては、見本もなくて、中身が見られない手帳もある、ということだってあります。(初めから、自由に中身を見ることができる手帳も多いですけど)

 

サティ(本当はイオンですけど)では、サティの時代から、すべての手帳が見本付き、という太っ腹な対応だったのです。

 

なので、もう、触り放題めくり放題です。

 

イオンに変わって、さすがに緊縮するかと思われましたが、今年もキャラ手帳すべて見本付きは変わっていないようです。

 

手帳売り場のありがたさは、なんといっても、実際に手に取って、パラパラしたりと触れることです。

 

手に持った重さはもちろん、ページを開くその感触、製本の具合。

 

同じ判型でも、製本の仕様によって、めくりやすさが違います。

 

中ほどを開いて、1枚めくってみるその感触、紙質の手触り感、紙の厚さの感じ、目に飛び込んでくるページレイアウトの全体感。

 

紙質からくるまぶしさとか、開いてみたときの色合いの感じ。

 

こういった、その手帳が持つ「性質」を、お店で心行くまで楽しみたい。

 

そうした行為がまた、刺激にもなって、手帳ライフの一角を構成するのでしょう。

 

見本は、ですから、手帳マニアに対する「捧げもの」みたいな感じでしょうか。

 

ありがたい限りです。

 

また、見本のおかげで、「何度も何度もめくられていると、どのへんがどうなるのか」ということまでわかります。

 

いわば、耐久度テスト、でしょうか。

 

「ああ、乱暴に扱うと、こうなるのか」とか「この辺がほつれてくるのか」とかいうことがわかったりします。

 

それはそれで使う側から見れば、大切なデータともなることです。

 

もう見慣れてしまっている、中身を熟知している、と思っていても、毎回触ることによって、ページを繰ることによって、あれこれと感じたり考えたりします。

 

そうした刺激がまた、手帳ライフに反映されるのです。

 

今年もたくさんの手帳を手に持って、すりすりしたいと思います。