コクヨの測量野帳「スケッチブック」を書き終えて思うこと
こんにちは。
てらぴーだよ。
PⅭの調子が悪い夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
コクヨの測量野帳「スケッチブック」は、中紙が40枚、80ページの手帳です。
片側、1ページの大きさが、いわゆる「5×3カード」がすっぽり入るくらいです。
もっと簡単に言うと、1万円札がぴったり入れられる大きさ。
表紙が、ボール紙を芯にしているようで、とても硬く、立ったままの筆記にも適しています。
おまけに、360度、折り返して使えるのです。
室内でも屋外でも、机があってもない場合でも、とにかくポケットやかばんから出してすぐに書き込むことができるのです。
この「野帳」を、僕は大体2週間から3週間当たりを目標にして、日々のあれやこれやを書き込んでいるのです。
沢山書けたときは、なんだか誇らしげな気分になったりします。
「今日は大分書いたな、偉いぞ俺」
こんな風に、何ページくらい書けたのかが、自分の頭の調子のバロメーターともなっているのです。
今日、その「野帳」を1冊書き終えて、新しい「野帳」を下ろしました。
今回は、十日で書き終えることができました。
後半ちょっと考え事が多くて、自分の考えを言葉にする時間をいつもより多く持ったのです。
1冊書き終える時間が、そこそこ短いと、達成感も生まれ、モチベーションにもつながります。
あまりにも薄くてページ数がないと、残念感の方が先に立ちます。
しかもなんだか安っぽい。
逆に、書き終えるのに1年以上かかると、本体もボロボロになると思いますし、「書き終えた!」という達成感も遠くなるでしょう。
ちょっと薄いかな、とは毎回思うものの、「野帳」のこの薄さも、また魅力の一つだと思うのです。
書く内容は、とにかく何でもあり。
自分の考えたこと思ったことなどの自分関係はもちろん、他人(人だけでなくメディア全般を含む)からの情報も、読んだ本の内容も感想も何もかも、さらには見た夢のあらすじも、とにかく何でもありです。
小さいものならば、スクラップすることもあります。
ただ、ぶざまに膨らんで、携帯性や筆記に支障が出るのが嫌なので、折りたたんで貼るとか何でも貼りまくるというのは控えてます。
最近はそれでも、貼るようにはなりましたけど、上で述べたような理由で、レシートなどの薄いものが中心にならざるを得ません。
最近しなくなりましたが、表紙の裏側に、小さなポケットを自作して、貼り付けていたこともあります。
モレスキンなどの、あの厚い手帳には、羨望と嫉妬を感じてはいますけど、そしてもちろんあこがれもありますが、360度折り返して筆記できるスペックは捨てたくはないのです。
いくらモレスキンなどが丈夫でも、あの厚さから、折り返して筆記する、というのは考えにくい。
もし、そうなる場合があるとしたら、それはかなりの緊急時になると思います。
そして最悪の場合、そのことでノートそのものが壊れてしまうかもしれません。
「野帳」の特色の一つには、値段がお安い、というのがあるのでした。
税抜き210円ですから、もし使っている途中で「背割れ」みたいな事故が起こっても、背表紙が避けて、中紙がばらばらになり、筆記できなくなっても、
「しょうがない、新しいのを買おう」
とあきらめもつきます。
でも、モレスキンなどは、小さくても1000円以上します。
僕がひそかに狙っているラージサイズだと、3000円はするのです。
少し使って不具合が出てきたからといって、書くのをやめたり交換するなんてもってのほかです。
今は亡き母親から、
「いくらしたと思ってんの、最後まで使いなさい」
と霊感が来そうです。
というわけで、「野帳」は、そのスペックだけでなく値段まで含めて、とても優秀なメモ帳だと言えるでしょう。
今日からまた新しい「野帳」との日々が始まりました。
ひと月に1回から2回、新鮮な気持ちで新しい「野帳」に向き合えるのも、楽しみの一つです。