手帳のマンスリーとカレンダーの微妙な関係について

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

そろそろお月見な夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

中秋の名月は、今年は10月1日だそうです。

 

10月2日が満月なので、このあたりでお月見をしましょう。

 

お天気のことを考えて、10月1日の前後を「予備日」とすればいいのです。

 

で、その間、お天気が良ければ、何度でもお月見をしてもいい。

 

団子も食べたいし、月餅もいい、もちろんクルミ入りので。

 

洋物ならこの時期だと「モンブラン」でしょうか?

 

季節の行事にいそしむことができるのも、四季のはっきりしている国に生まれ合わせた喜びですよね。

 

早速、カレンダーや手帳に、印をつけておかなくては。

 

ところで、そのカレンダー、手帳のマンスリーと微妙に違うのにお気づきでしょうか?

 

マンスリーは、カレンダーと同じく、曜日が横に展開しているものがほとんどですよね。

 

縦に日付がついて、上から下に目を走らせるものもたまにありますけど、カレンダーの、あの1週間ごとに下に下がっていく形式の方が見慣れていると思います。

 

で、そのカレンダー、なぜかほとんどが「日曜始まり」なのです。

 

つまり、一番左の数字は「日曜日」を表し、横に進むにつれて、「月火水・・・」と続いていく。

 

したがって、画面右端のたての列は「土曜日」となるわけです。

 

ところが、たいていの手帳のマンスリーでは、特にビジネス用では、ほとんどが「月曜始まり」になっていると思います。

 

左端は「始まり」のイメージで、右に進むにつれて、日にちも進んでいくイメージ。

 

そして、たいていの人の仕事の「始まり」は月曜日。

 

そんなイメージから、手帳では「月曜始まり」なのでしょうか。

 

その辺の理由はともかく、数年前には、100均にも「月曜始まり」のカレンダーはあったのです。

 

それがまず、普通のカレンダーから「月曜始まり」のが消えました。

 

ええ、ええ、よっく覚えていますとも、探しましたもん、あれ?去年はあったはずなのにって。

 

おそらく、「日曜始まり」と「月曜始まり」という二種類の製品を作り分けるのが煩わしくなったのではあるまいか、とにらんでいるのです。

 

でもこの時点では、まだ、なぜかディズニーなんかの、キャラクターもののカレンダーが、「月曜始まり」であったのです。

 

ですから、手帳のカレンダーと曜日を合わせたかったら、ミッキーのにすればよかった。

 

まだ、対策が取れたわけです。

 

ところが去年あたりからは、その「月曜始まり」最後の砦のキャラクターものも、軒並み「日曜始まり」になってしまいました。

 

ここにきて、少なくとも100均においては、「月曜始まり」のカレンダーは絶滅してしまったのです。

 

少なくとも、ダイソーとセリアに関しては。

 

どうして人は、カレンダーが2種類あることに疑問を持たないのか。

 

日曜始まりと月曜始まりとでは、パッと見た瞬間の「カレンダーのどこにその予定が書いてあったか」がずれてくると思うのです。

 

カレンダーの右端にあったのか左端か、端からどれくらいの距離すなわち日にちであったか。

 

そのように、カレンダーに書かれた「位置」で大体の日にちを覚えていたりはしないのでしょうか。

 

頭の中で、カレンダーの「日曜始まり」を、瞬時に手帳の「月曜始まり」に変換しているのでしょうか。

 

手帳のマンスリーと壁にかかっているカレンダーが、「月曜始まり」で同期していたほうが予定などを捉えられやすいと思うのですが、いかがでしょうか?

 

けれども、事態はさらに深刻になっているのです。

 

100均の手帳におけるマンスリーが、こともあろうに「日曜始まり」になってきているからです。

 

どこかで、「マンスリーやカレンダーは日曜始まりとする」決議か何かが決められたのでしょうか。

 

少しづつ、時代が動いていきます。

 

真綿で首を締められるように。

 

確か、1週間の始まりは日曜だったな、と思うものの、神様が世界と生き物と人間を作って、お休みしたのが日曜日、と考えれば、始まりは月曜日。

 

それとも、「仕事」から始まる1週間を覆い隠すために、「日曜始まり」が進められているのでしょうか?

 

今はただ、月曜始まりのカレンダーが欲しいと思うばかりです。