日記、手帳が続かなくても自分をいじめちゃだめですよ
こんにちは。
てらぴーだよ。
ほぼ満月の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
満月から1日たったものの、まだまだまんまる。
今夜もお月見日和。
ああ、団子買うの忘れた。
というわけで、気持ちの上ではまだ満月な夜。
今宵も、月の光を浴びましょう。
今日、ある人とお話をしていて、話題が、「日記が続かないのよ問題」になりました。
その人は、日記を書きたい、書けばいいことは分かっている、でも続かない、という悩みをお持ちでした。
誰にでもありますよね、そういうことって。
日記に限らず、何かを続けることって、人により、その続けたいことにより、難易度も随分と変わります。
あっけらかんと続けられる人と、どうあがいても三日坊主に終わる人、いろいろです。
一人の人の中でも、難なく続けられることと、継続が難しいことがあるようです。
何を隠そう僕も、この「日記を毎日書く」問題では、今までに死体の山を築いてきました。
始まりは、小学生時代の夏休みの絵日記。
「自分には、毎日続けるということが根本的にできない体質だ」と毎年思い知らされました。
日記に限らず、朝顔を洗うとか、歯を磨くとか、ことごとく敗北してきたのです。
そしてここまで打ちのめされると、「毎日続けること」に対する嫌悪と同時に、それができている人を英雄視する癖もついてくるようです。
自己卑下と憧れ。
それがどんなことであれ、「毎日欠かさずやりました」という告白に対しては、単純に「すごいね」という気持ちと、「自分にはできない」というあきらめそして自己嫌悪が、もれなくついてくるのでした。
なので、「日記を毎日書けない」という人に対しては、まずは、自分を卑下しないように力を込めて言いたいのです。
自分を下げたって、何もいいことはありません。
「だから自分はダメなんだ」と反省しても、下を向くばかりで向上する方へは行きません。
ここは強引に開き直って、
「そんなこともあるよね。にんげんだもの」
と、なんとかみつおになりましょう。
その上で、続かなくても気にしない前提で、どうしたら毎日書く方に気持ちを向けられるのか工夫しましょう。
お勧めは、日記帳なりノートなり、手帳をいつも使っている机やテーブルの上に、開きっぱなしでおいておくことです。
できるだけ「邪魔な」感じで。
どうして日記を毎日書けないのか、と言うと書くことを忘れてしまうからではないでしょうか。
特にこれまで本当に書いたことがなくて、まったく新しい習慣にしようとする場合、「日記を書く」こともそうですが、そもそも「日記がある」ことも忘れてしまうから、書くことが続かないのだと思います。
なので、ここは、日記帳に自己主張させましょう。
今日書くページを開いて置いておく。
いつも使っている机やテーブルだと、
「え?何これ、ジャマじゃん、ああ、そうだった、日記を書くんだった」
てな感じに、思い出すことができるでしょう。
開いたページの真ん中にペンも置いておけば、すぐに書き始められるでしょう。
新しい習慣は、それまでの生活にはなかった事柄です。
ですから、見える工夫をしないと見えません、だって、それまでなかったのだから。
なので、「これまでそんなことなかったよね」とスルーさせないように一工夫するのです。
後は、書くことを楽しめるように、書く内容とか、書き方とか、自分が書きやすいように、何かしらの仕掛けを作りましょう。
例えば、毎日必ず書くことを決めておくとか。
天候でもいいですし、ダイエット中なら体重でもいい、運動の場合もあれば、ネットのチェックでもいいでしょう。今日使った金額なんかも、毎日記録したほうがいい項目ではないですか。
そういうのを決めて、それを書くように自分を誘導するのです。
手帳や日記にそのことを書く専用のコーナーを作るとか。
あるいは、そのことを「質問」にして、紙に書いて手帳やノート、日記帳の上に置いておくとか。
例えば、
「今日のお天気はどうだった?」とか、
「今日いくら使ったっけ?」
「今日何回スクワットしたっけ?」
と紙に書いて置いておく。
質問されると、思わず答えたくなるのが人情というもの。
さらには、同じ質問を書いた紙を必ず通る、もしくはみるところに貼っておく、というのもいいと思います。
続かないのは自分の欠点だと考えないで、どうしたら続くのか、できるなら楽しく続けたい、そのために色々と工夫しましょう。
もしだめでも、「これは自分には向いていなかったな」と判断して、自分を批判しないようにしましょう。
万人に合う方法なんてないのですから。
続かなかったら、また新しい方法を探ればいいだけの話です、それだけです。
そして、たとえ1日でも続いたのなら、思いっきり自分をほめてあげましょう。
後はその繰り返しなのですから。