手帳選びは現場で、視線の移動がカギ

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

冬支度を考えている夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

「寒くなったね」があいさつ代わりな今日この頃。

 

そろそろ本気で、夏物をしまい、冬物を出さないといけません。

 

冬支度、と言えば、来年の手帳選びも秋の季節行事なのかもしれません。

 

手帳選びは、実際に手に取ってみないと分からないことがたくさんあります。

 

手帳の中身や構成、各ページのレイアウトに慣れてしまっていて、自分の中では「定番」になっているのなら、ネットでぽちっとするだけで済むでしょうけど、もっと手帳のことを知りたいとか、新しい手帳に切り替えたいと思っているのなら、実際に手に取って感じたほうがいいでしょう。

 

その際、売り場なのですから、机やテーブルに座って広げて見るということはできません。

 

第一、机やテーブル、それにイスがありません。

 

そこでどうしても、立ったままで手に持つというスタイルになると思いますが、それで十分でしょう。

 

大切なことは、広げて見て、自分の視線がどう動くか、だと思います。

 

例えば、マンスリー。

 

ほとんどの手帳では、見開きで一か月というカレンダータイプのレイアウトになっていると思います。

 

さて、実際家などでこのページを開いて記入していくときに、自分の視線がどのように動くのか、シミュレーションしてみるのです。

 

この手帳を買ったとして、家で開いて、さてどんな風に書いていくだろうか、ということをバーチャルにやってみる。

 

その際、基本的に視線は、左から右に移動すると思います。

 

開いて、視線を左から右に移していくときに、どんな順番でどんな項目があるでしょうか、それを確かめるのです。

 

見開きまるまるカレンダーになっている場合もあれば、左端か右端に上から下に一列「余白」のようなスペースがあって、そこが、メモ欄になっている手帳もありますし、縦に同じひと月分の予定表になっているもの、他の月のカレンダーがあるもの、いろいろです。

 

見開きのメインのカレンダーは、6段になっているほうがいいでしょう。

 

6段だと、月末の1日か2日分が2分割になったりしませんから。

 

カレンダーのスペース以外に、どれだけの、メモのための余白があるかも大切なポイントです。

 

たいてい縦一列分が空いていると思いますが、視線の移動を考えたときに、最初にあったほうが見やすくないでしょうか。

 

なぜなら、メモするとしたら、予定とか忘れてはいけない事柄が中心になるので、そういった大切なことは、カレンダーの「前」に、すなわちページのレイアウトで言うと「左端」に来ていたほうが確認しやすいと思うからです。

 

カレンダーの後だと、来月への申し送りのような感じがしますし、視線の移動ももどったりしなくてはなりません。

 

視線は、左から右に流れることを考えたら、「予定やToDo」+「カレンダー」となっていたほうが自然だと考えます。

 

これなら、大切な予定などを見忘れることもないでしょう。

 

また、どれだけ「余白」があるのかも、実際に手に取って確認したいところです。

 

ちょっとしたスキマ、余白に目標を書いたり、気に入った言葉を写したり、イラストを添えたりできるので、ページのレイアウトがどんなふうであるのか、しっかり、書いているところをイメージして、選びたいものです。

 

また、最初から、カラーになっているものよりも、後で自分なりに色を付けられる、白っぽいものがおすすめです。

 

最初から、インデックスが月毎に異なったしかもビビッドな色合いでラミネートされていたり、マンスリーにもウィークリーにもカラフルな色がついているものもありますが、どんな色にするかは自分で決めたいのと、意外と色合いで書く内容も影響されると思うからです。

 

それよりも、色のないページに書き込んで、その後から色を塗ったほうが、失敗も少なくなりますし、自分流に仕上げることができます。

 

最初からカラーペンで書いたりすると、フリクションでもない限り、間違えたときの修正が大変になることもあります。

 

でも、一通り書いた後で、色を付けたり塗ったりするのなら、そうそう書き損じもしないでしょう。

 

というわけで、手帳選びは現場で。

 

見て回るだけでも楽しいですよ。