自分なりのテーマを持って、情報を集める
こんにちは。
てらぴーだよ。
久しぶりに強い日差しを感じた夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
日差しは強かったものの、もう上着なしでは涼しすぎる季節。
こうして季節は過ぎ行くのですが、その季節季節でいろんな行事もあって、温帯に生まれて幸せだと思う一方で、温暖化待ったなしです。
「日本学術会議が、レジ袋有料化を提言」というのが「フェイクニュース」であると、毎日新聞が報じてました。
「フェイク」つまりは根拠なし、あるいは嘘ということですけど、毎日新聞のその記事が広く読まれないと、嘘だと分からずに、信じてしまう人も多いのでしょう。
メディアリテラシーを鍛えるのは、とても難しいのだと感じます。
常にいろんな情報に接している必要がありますから。
中には、正しいとか正しくないといった区分けではなくて、自分はこの立場であるという表明の場合もあるでしょう。
どのメディアを信じるのか、ということも重要になってくるでしょう。
その際でも、この点はこのメディアが信用できるけど、こういった事柄では、こちらのメディアの方が情報が確かだ、といったこともありうるからです。
でもそうなると、複数の新聞やニュースに目を通さなくてはならず、単純にめんどくさい。
「もう、誰か、頭のいい人が何とかしてよ」状態。
でも、自分の将来を、さらには自分の子供たち(子供がいなくても「子孫」と考えて)の未来を何とか彰さんに全て委ねるのも変でしょう。
ここはやはり踏ん張って、せめて自分が「超」関心を寄せるテーマぐらいは、ニュースを追いかけていきたいものです。
すなわち、自分の守備範囲を明らかにする、ということです。
誰でも、仕事であれ趣味であれ、はたまたライフワークであれ、何かしらの関心のベクトルを持っていると思います。
新聞では、必ずこの手の記事は読むよなとか、テレビのニュースの中でもこれ関連のニュースは注意して視聴するとか、気になる分野、テーマがあると思います。
それがどんな事柄でも、例えば新聞の4コマ漫画でも、さらには4コマ漫画の食事シーンにとりわけ強く惹かれるといった関心の持ちようでさえあっても、ずっと追いかけていけば、何かしらの知見が得られるはずです。
すなわち、その積み重ねと社会の動き、大げさに言えば歴史とがシンクロしてくるような、そんな連動と言いますか関連が見えてくると思うのです。
つまり、どんな小さなことからでも、社会であるとか人間を考えることができると思います。
かつて、テレビでのビタミン剤のコマーシャルが、時代を反映していると話題になったことがあります。
高度成長の時代は、そのテレビコマーシャルはこう言っていたのでした。
「がんばらなくっちゃぁー」
誰もが、経済成長に乗って、働きに働いていた時代。
けれども、その経済成長に限りが見えると、コマーシャルはこう変わりました。
「ちかれた(疲れた)びぃー」
これまた、本音でありましょう。
さらに、バブルのころはと言えば、メーカーは違うものの、ビタミン剤のコマーシャルはこう呼びかけていたのです。
「24時間働けますか?」
ワタミの経営者が聞いたなら(時代的に、また世代的に聞いているはずですが)、わが意を得たりと喜ぶような文言ではないでしょうか?
何か一つでも、小さなことであっても、そのことを追いかけていけば、それはいつしか大きな流れや変化につながっていくのです。
あとは、自分が追いかけるメディアは何か、それをどのように記録していくか、といった方法論の話になると思います。
同じテーマを追いかけるのであれば、専用のノートのほうがいいでしょうし、昔懐かしいB6カードでもいいと思います。
情報の分野とかテーマなどが多岐に渡ると「整理」という厄介な問題が出てきてしまいます。
ここは、ですから、テーマを厳選して取り組むほうがいいと考えます。
とはいえ、集めだしたら、いろんな情報が集まってしまう、もしくは集めたくなってしまうということも十分起こりうることです。
試行錯誤しながら、自分なりのやり方を身に着けていくしかないでしょう。
ふだんのノートや手帳の使い方は、その基礎練習みたいなものです。