メインの手帳は持ち歩きたくない、ならば、どうする?
こんにちは。
てらぴーだよ。
打って変わって暖かくなった夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
今夜は星がよく見える、晴れた夜空になるそうです。
冬は、星空が冴え冴えと澄み切って、星の観察にはとても良い季節。
とは言え、寒い。
完全防寒で散歩なんかいかがでしょう。
手ぶらでの外出が、流行っているのでしょうか、それとも小さいバッグで持ち物を少なくするのが流行なのかしら。
ポケットがやたらに多いジャケットが、「かばんなしで外出できる」といった意味のコピーで広告される時代なのですから。
手帳も、家用(卓上用)と外出用に使い分ける時代なのかもしれません。
外出用のは、勢い薄くて軽い手帳になりますが、さすがに手のひらサイズはどうでしょうか。
スケジュールの確認だけならそれでも間に合うでしょうけど、それだけなら、今はスマホでしょう。
手帳の2大用途の一つはスケジュール管理で、もう一つがメモです。
そして、このメモを取るという行為においては、デジタルよりもアナログの方が優れていると思っています。
スマホやタブレットなどでメモを取る人も、増えているかとは思います。
でも、特に、外出先での「とっさのメモ」にはアナログ、すなわち「紙に手書き」のメモでしょう。
第一速さが違います。
メモの一覧性にも優れている。
書きながらさらに考えを深められる。
イラストだって同時に添えられる。
様々な感覚器官や筋肉を動員するので、「書いている!」さらには「生きている!」実感を伴いやすい。
メモがたまるのが、ページなどの進み具合で実感できるので、達成感を感じつつ自己肯定感も高められる。
などなど、手書きメモにはたくさんのいいことがもれなくついてきます。
あとは、胸ポケットにペンを指し、メモ帳を携帯すればよいのです。
この、手書きメモ派にとって、大変重要な働きをする「胸ポケット」ですが、なぜか最近のポロシャツ界隈では「ない」ものが多いのです。
あの『ナニワ金融道』の作者である、青木雄二さんも、「胸ポケットがないのはけしからん」と生前いきどおっておいてでした。
ただし青木さんのお怒りの理由は、
「切符、入れるとこないやないか」
というものではありましたけど。
それはともかく、胸ポケットにペン、というのが、どのような理由であれ、外出するすべての人々の基本の姿勢でありましょう。
特に、ややブームに陰りが訪れたとはいえ、「4+1」の多機能ペンさえ1本あれば、たいていのことはできるのです。
そうなると、問題は手帳をどう携帯するか、というところに絞られてくるのも必然の理路ではありませんか。
『ほぼ日』を世に出した糸井重里さんは、無印の文庫本メモをお尻のポケットにいつも入れていて、それで、手帳を作ろうという時に、「文庫本」のイメージがあったと何かで読んだことがあります。
ただ、お尻のポケットは、財布の定位置であったり、鍵などをひっかけていたり、もう何かが入っている可能性も否定できず、また、実際にメモ帳をお尻に突っ込むとなると、丸めて入れないといけなかったり、ページがめくれたりという悩ましい問題も起きるので、ここはやはりそれなりの「入れ物」を考えましょう。
ポケットに頼らず、カバンより小さい。
ありました!
腰につける下げ巾着のようなあれ、ポシェットと呼ぶ人もいるようですけど、「シザーバッグ」、ハサミ入れなくとも、薄い新書本なら入りますし、なんならペンの1本や2本は余裕で持ち運べるあれです。
問題があるとすれば、バッグをひっかけるのに、ベルトかベルトを通すひもが必要になるところでしょうか。
もし自分の下半身の装いに、ベルトもひもも絡んでこないとなったらどうしましょう。
女性の方で、いつもスカートで、しかもそのスカートにことごとくベルトを通す「ひも」がない、という方もいるかもしれません。
解決法が一つあります。
ベルトを必要とするスカートもしくはズボンを買えばいいのです。
新しいアイテムは、新しい感動を与えてくれるものです。
というわけで、メインの手帳を持ち歩かなくても、その役割を果たせる方法があるということをご紹介しました。
腰にシザーバッグ、またはポシェット。
それだけでさらに楽しい手帳ライフが送れますし、手書き文化を身近なものにできます。