手帳は、開いたときの色合いで選ぶ

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

次第に雨脚も強くなってきている夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

手のひらサイズの手帳と言えば「ロディア」ですが、昔はその、紫色のしかも太めの罫線が、筆記の際に何かと自己主張をしてくるのでした。

 

けど、人気は昔から変わらず高く、「もう、メモはこれ一本ですよ」という人もいました。

 

ただその人は、コメントの最後で「ただ、罫線が、ねえ」と言っていたので、愛用者でも、気になるところは同じだなあと思ったものでした。

 

それから、年月は過ぎ去り、ここ最近の「ロディア」は、なんとしたことか、罫線の色が薄くなっているのでした。

 

心なしかその太さも、幾分かは細くなっているようです。

 

つまり、たいへん書きやすく進化している、と評価していいでしょう。

 

製品としては、その間に、ドット方眼が出てはいるのですけれども、やはり好みが分かれたのでしょうか。

 

ドット方眼と普通の方眼、同じ方眼でも違いますよね。

 

方眼だからと言って、どちらでもいいというわけにはいかない。

 

互換性は薄いといったところでしょうか。

 

さらに製品によっては、紫ではなくて、薄墨の方眼もあるようです。

 

生まれはおフランスと聞いていますけど、日本の市場を目配りして進化したものと言えましょう。

 

このように、手帳やノート、メモ帳などで、罫線の色合いや太さは意外と書き味に影響するものです。

 

ですから、手帳を選ぶときにも、表紙や外見のデザインだけでなく、中身の色合いを確認する必要がありましょう。

 

色々好みはあるでしょうけども、カラフルよりは白黒を選んだほうがいいと思います。

 

最近の手帳では、最初からいろんなイラストや写真などビジュアルにも気合の入っているものがたくさんあります。

 

なんなら、メモページ丸ごとイラストとか、左ページがスケジュール欄で、右ページがドカンと写真、なんてものもあります。

 

そこまで筆記スペースをふさがなくても、ちょっとしたワンポイントにイラスト、というのは、ビジネスユースを離れれば、案外たくさん見ることができるでしょう。

 

特にキャラクターものでは、ほぼすべてのページで、キャラのいろんなイラストが楽しめます。そのための手帳ですから。

 

さらに近年は、ページの端に、カラーのインデックスが、しかも1年使ってもへたれないように、ラミネート加工されてたりしてます。

 

インデックスは、結構ビビッドな色ぞろえだったりします。

 

こうした、手帳のカラー化は、たいへん楽しめる工夫なのですが、あまりお勧めできません。

 

なぜなら、書くことが埋没してしまうように感じられるからです。

 

キャラやイラストを活かす書き方ならいいのですけど、たいていカラーに負けてしまうと思います。

 

ロディアの昔の太い濃い方眼のように。

 

そうなると、書く方も、カラーで対抗しないと色負けするので、カラーにカラーで、もう何が何やら、どこがどうで何を書いたのかもカラーの中に埋没してしまうのではないかと思うのです。

 

サイケデリック

 

まるで、70年代のファッションのように。(そこまではいかないか)

 

それよりも、手帳はおとなしめ、白黒、単色、薄めの印刷、まるで関西のお料理の味付けのように。

 

醤油で真っ黒なうどんの汁よりは、お箸を入れても底まで見通せる関西のうどんの汁のように。

 

そうした手帳であれば、書いた文字が目立ちます。

 

わざわざカラーで書かなくても、後から色ペンやマーカーで印をつけたり囲ってみたりするだけで、大事な部分が十分浮き上がります。

 

また、そうして後から色を付けるというのも、楽しいものです。

 

というわけで、手帳はパッと開いたときに「白い」ものを選びましょう。

 

あとから使うことで、カラフルにすればいいのです。

 

そのほうが、書く楽しみも大きくなると思うのです。