手帳は、見る段階からが楽しい
こんにちは。
てらぴーだよ。
今夜は十三夜の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
今夜は十三夜だそうです。
お月見で栗とかを食べるのだとか。
31日は、「ひと月に2回目の満月」すなわちブルームーン。
お月見が続くというのも、なんだか秋らしいです。
今日、久しぶりに、コロナ禍で初めて金沢の繁華街・香林坊(こうりんぼう)に行ってきました。
お目当ては、ロフトとハンズ。
野々市から香林坊に出るという感覚は、東京で言うと、荻窪あたりから銀座に出るという感じでしょうか。
久しぶりに街に出たーといった感じ。
しかも、ロフトの入っているビルとハンズのあるビルが、歩いて数分の距離。
これはもう、神様が、「両方行けよ」と背中を押してくださっている状態。
ええ、神様の言うとおりに、毎回必ず両方をのぞいております。
ロフトでは、文具博男子みたいのもやってました。
でも、売り場の一角で商品が並べられているだけで、盛り上がりはいま一つ。
ロフトと言えば「ほぼ日手帳」。
今年はレジ前の目立つところに並べられていました。
毎年のことですが、「カズン」が気になってしょうがない。
1日1ページに、バーチカルのウィークリーもついたA5の手帳。
もちろんマンスリーもついていますから、これ1冊ですべてオッケーな手帳に仕上がってます。
ただ自分としては、マンスリーやウィークリーを一覧したいんですね。
つまり、マンスリーやウィークリーが1冊にまとめられていると、1冊の手帳であっちを見たりこっちを見たりと行ったり来たりしないといけない。
そういうのが嫌で、マンスリーはマンスリー、ウィークリーじゃウィークリーで別冊になっていて、それらを一度に広げて見られるようにしたいと思っているし、これまで別々にして一瞥できるようにしてきたのです。
その体制を変えたくはない。
なので、もし「ほぼ日」のカズンを購入することがあったとしても、マンスリーは別に用意するかもしれません。
てなことを考えていると、ウィークリーも用意しないと一覧できないとか、そういう話になるので、これまで何年も見送ってきたのです。
「ほぼ日」の手帳が、それぞれ別冊になればいいのに。
というわけで、今年も、基本的には、マンスリー、ウィークリー、それから毎日の日記、それぞれ別冊で考えてます。
ああ、ガントチャートを忘れてました。
冊数が多いという煩わしさを考慮すれば、「ほぼ日」一冊でもいいのですけど、しばらくは季節の病よろしく、悩むことになりそうです。
でも、この思案が、たまらなく楽しいのも事実。
来年はどんなラインアップにしようかと思いを巡らせて、実際に売り場に出向き、実物を手に取って、ああでもないこうでもない、この手帳はここが優れているでもここがダメだとか、勝手に評価を下しては、悩んだり考える、あるいはそのようなふりをする。
こうして、毎年結構な時間を手帳売り場で過ごすのです。
手帳の使い方を紹介している手帳本を眺めては、こんな使い方もあるのか、こんな使い方はどうだなどと思考(らしきもの)を働かせている時間も至福に感じます。
手帳って、実際に書いている時間も楽しいけど、どれにしようか迷っている時間、この手帳ならどんな使い方ができるだろうと妄想を膨らませる時間、この手帳を買うのなら、どんな風に持ち歩くのか考える時間、どんな文具を使って、どんな具合に書き込むか想像する時間、もう何もかもが楽しい時間と化すのです。
書かなくても楽しめるのかも。