個人の生き方の選択が、社会の流れも変える、と信じたい

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

天気予報通りに雪が積もりだした夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

朝から降り続いている雨も、午後には雪となり、少しづつではありますが、積もってきました。

 

自然からも、自粛要請をさせられているみたい。

 

本当に大雪になるのかな。

 

こればっかりは、外れて欲しいものです。

 

多くの方が、今年を振り返っていると思います。

 

世間や世界は、いろいろあったでしょうけど、さて自分の2020年はどうだったのか。

 

やはり、コロナの影響を抜きには語れますまい。

 

就いている仕事の種類によっては、プラスの人もいるでしょうし、マイナスだったという人もいるでしょう。

 

総じて、大変な1年であったのではないでしょうか。

 

その大変さも、中身によって、「自分の力で何とか出来る」ものと、「自分の力だけではどうすることもできない」ものに、分けられると思います。

 

生きていればいろんなことがあって、ちょっとつまずいて、元気をなくしちゃって、うずくまるときもあるでしょう。

 

そういう時こそ、頼れる誰か、「助けて」と言える仲間の存在がありがたい。

 

心理学の時代と言われて久しいですけど、大変な時、苦しい時は「助けて」と言おうといったアドバイスをよく見かけます。

 

けれども日本人の多くは、「人に迷惑をかけない」ということに、結構重い価値を与えているので、困りごとがあっても、「助けて」とは言えず、でもそのせいで、命にかかわる事態になってしまうこともあります。

 

アフリカのマリ共和国出身で、京都精華大学長のウスビ・サコ氏は、マリでは、迷惑をかけられる関係を大事にしていると言います。(『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』朝日新聞出版)

 

迷惑をかけないようにしようではなく、迷惑をかけてもいいくらいの信頼関係を築こうということなのでしょう。

 

どちらが心休まるのか。

 

コロナ禍で、人間関係、中でも友人とのつながりも変わってくると思います。

 

これまでになかった、新しいコミュニティが生まれてくる、その予兆はあちこちで見ることができる、と思っています。

 

コロナ禍事態、収束が見えないままでの年越しになりそうです。

 

新しい時代、新しい生活、それがどういったものであれ、自由や平等や可能性といった価値を制限する方向で考えてはならないと思います。

 

だからと言って、コロナ禍を無視して、自由にしてもいいということにはならない。

 

個人の生き方と、社会の流れはつながっていると思います。

 

社会の在り方を無視した、個人の生き方は成立しないし、個人が無視される社会は、健全ではないでしょう。

 

新しい時代に新しい手帳が必要なのは、スケジュールを忘れないためだけに必要なのではありません。

 

個人の生き方の選択というものが、小川がやがて大河に合流していくように、歴史的な流れを形作っていくのです。

 

その流れを自覚するかしないかで、生き方の深さもまた、変わってくるのでしょう。

 

1本の糸がより合わさることで、しめ縄のように大きくなるように、あなたという糸もまた、大きなしめ縄を形作っているのです。

 

新しい年に、どんな人間関係を築きますか?