老人も、毎年成長している、その成長を楽しもう
あけましておめでとうございます。
てらぴーだよ。
今年が始まりました。
何をやってもやらなくても、時間は巡り、月日は進んでいきます。
「えっ?もう2021年、ちょ、ちょっと待ってよ」といくら思っても、日めくりが強引にはがされて、明日は今日になる。その繰り返し。
ですから注意しないと、またあっという間に1年なんてたってしまう。
と思い続けて、あっという間に10年や20年が過ぎました。
赤ちゃんの頃って、1年の違いって、大きいですよね。
他の誰かと比べてという話ではなくて、その子の1年前と今を比べると、成長の度合いとか、もう全然違います。
1年の成長というのは、とても大きい。
1年前はできなかったことが、できるようになっている。
でも降り返ってみると、大人になってから、そんな風に成長したっけ、おれ?
1年単位の進化成長が、いつの間にか、10年単位になっていた、なんてことありませんか?
いや、「成長」を考えたら、10年でも怪しいかも。
そして今や還暦を過ぎ、今度は逆に、1年ごとのマイナスの成長が著しい。
もうね、去年できなかったことができるようになる、というのが赤ちゃんの成長なら、去年はできたはずのことが今年はできなくなっている、というのがお年寄りの「成長」というか「変化」みたいです。
そりゃあ、1年と限らずに1か月でも「変化」はあるのでしょうけれどもね。
具体的には、力強く歩けない。
これが最近のワシの傾向。
どうも以前のように歩けなくなっている。
わずかな「斜面」でつんのめるようになる。
足の筋力が衰えて、すり足状で歩いているかららしいです。
また、原因がはっきりしませんが、服の脱ぎ着が不器用になった。
パジャマを脱いで部屋着に着替えるというのに、こんなに時間かかったっけ?て感じ。
漢字の度忘れも、増えたように思います。
日付けと曜日は、かろうじて大丈夫。
どうやら順調に、「老人」へと進化しているのでしょう。
って、うれしくない!
もう20年くらい前になりますか、確か京都のおじいさんの「女装」が週刊誌で取り上げられていました。
何かのお師匠さんで、70か80くらいの、小柄なおじいさん。
で、その「女装」というのが、女性の着物(和服)を着ているというものだったんですね。
それもごく普通の。
70や80になってしまえば、しかも和服であれば、服に男女差なし。
見た目分かりませんから。
でもそのおじいさん、結構若々しかったなあ。
若さを保とうと思ったら、女装ですかね?
違うと思う。
違うとは思うものの、何かしらの「努力」をしないと、若々しさも年とともになくなっていく、ということでしょう。
年を重ねるはいいとしても、そのせいで、柔軟な考え方ができなくなったり、世の中の動きを楽しめなくなったり、笑いが少なくなるのはどうかと思います。
まだまだコロナ禍の最中ではありますが、いかにこの人生を楽しむのか、毎日の生活を楽しむのかが、課題と言ったら窮屈ですけど、人類に課せられていることなのではないでしょうか。(それでも重いよその言い方)
おりしも、正解を求めないアートシンキングなるものが流行っているのですから、みずみずしい感性をば、生活のあらゆるジャンルに発揮して、2021年を楽しみましょう。
そして今年こそは、大みそかに密になって、「ああ、楽しかったなあ」と笑い合いましょう。
最後まで読んでくれたあなたに、エアーハグ!