紙の手帳でスケジュール管理、だけでなく
こんにちは。
てらぴーだよ。
小雨が1日中降って気温も緩んだ夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
まだ歩道には、雪が凍った状態で残っているところもあって、雨が降ると滑りやすくなるので、要注意です。
雪道の歩き方がプログラミングされているはずなのに、年のせいかバグが発生して、うまく歩けなかったりする。
すべるたびに、転びはしないまでも、どっきりします。
1月も半ばを過ぎ、新しい手帳にもなじんできたところでしょうか。
よくあるアンケートで、紙の手帳とデジタルなスケジュール管理、どっちを活用してますか、というのがあります。
今日ネットのニュースで見たのでは、デジタルで管理するというほうが少しだけ多かったです。
年齢が上がると、紙の手帳に対する愛着も増えるようで、逆に言うと、デジタルネイティブな世代は、紙の手帳になじみが薄いのでしょう。
とはいえ、高校生の7割が「ルーズリーフ」のノートを使っているそうなので、そのまま紙への愛着を継続して、スケジュール管理も紙にしてほしいものです。
手で紙に触れるという触角を無くしたくはない。
字を書く、あるいは画面に入力するといった場合、視覚が重要になりますが、手書きでは視覚だけでなく触覚も活用されます。
字を書く運動そのものは、大変に些細なことですが、それでもたくさんの筋肉を制御しているそうです。
目で見て紙に触れ、手を動かすことで指に細かな指示を出し、ペンや鉛筆を紙の上に走らす。
スマホなどの画面を見て、ほとんど人差し指で文字を「打つ」動作とは大違いです。
スケジュール管理だけならば、デジタルでもことが済むでしょうけど、紙の手帳には、スケジュールを目標管理へといざなう働きがあるのです。
今日はこれをやっておしまい、明日はこれをする、そうしたタスク管理以上の意味合いが毎日のスケジュールにはあるのではないでしょうか?
たいていのタスクは、それをやったらおしまいというのではなく、日々の業務の一環として位置づけられていると思います。
そのタスクをこなして何を得るのか。
同じタスクが続くのなら、そこから何を学べるか。
業務に精通し、自分で仕事をデザインできるようになるのはいつぐらいか。
そのタスクをこなしながら、どんなスキルを身に着けるのか。
単発的な、それぞれ独立したタスクというのは考えにくく、相互に関連していると思います。
初めは与えられてても、慣れてくると自分で自由にできる範囲も増えてくるのではないでしょうか。
そうしたことを見込んで、スケジュールには、「終わった、継続中」以外に、やってみてどうだったか、改善点はないか、人に(特に後輩に)引き継ぐ時のポイントは何か、などいろんな、「これをしたからこそ見えてきたこと」があると思います。
それを手帳にも書いておく。
スケジュールと、そこから得られる気づきを一緒に書くことで、タスク、つまり日々の業務が、単なる「やっつけ仕事」に終わりません。
スケジュールと自己成長を一元管理できるのも、紙の手帳ならではの特質でしょう。