「黒歴史」のお葬式はノートで
こんにちは。
てらぴーだよ。
憂鬱な空模様の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
終日曇り、アンド霧雨。
ちょっと買い物には出たものの、引きこもり。
気分は晴れません。
スウェーデンも毎日こんな感じなのかな。(行ったことないけど)
今、「行きたい国リスト」を書いたら、ハワイとかモルジブとかの、常夏の国が並ぶと思う。
ヒートテックのような、発熱する繊維で作られた衣類が良く売れているそうです。
なぜ人類は、発熱する皮膚を持たなかったのか。
そのほうが、手っ取り早いのに。
でも、考えてみたら、ヒトの体温って、36度くらいはあるので、このまま体全体を包んでしまえば、暖かいことこの上なしなのに、世の中はうまくいきません。
体温が40度を超えると、死ぬかもしれないと聞いたことがあります。
また、逆に33度くらいに下がると、これはこれで危険信号。
人類って、世界中に進出しているのに、可動可能な体温の範囲は、それほど広くはないみたいです。
「人新生」と言って、地球上のどこでも、人間の活動跡が確認できるというのに、ですよ。
自分の体温をはるかに下回る環境で、どうして暮らしていこうとしたのか、ご先祖様たちは。
せめては今日の気温を書いて、今日の服装を記して、春を待ち焦がれる思いを、日記に綴りましょうか。
手帳は、スケジュール管理だけで、結構スペースが埋まるので、長い文章でしたためる日記のような内容は、野帳に書くのが基本です。
時には、長めの文章や、思いを書き連ねて、気分的な引きこもりを解消したほうがいいでしょう。
体に限らず、頭でも心でも、入れたら出すが基本です。
体はまだわかりやすい。
お通じがあるかないかはすぐにわかりますし、体に悪いものなら、すぐに排出しようとするでしょう。
でも、心の場合は、ため込むことがあるようです。
しかも何年も、時には何十年も。
最近も、過去の「恥ずかしい経験」をなぜか今頃思い出して、軽い自己嫌悪に陥ったばかりです。
脳の仕業?
何度も思い返す「黒歴史」もあれば、久しぶりに記憶の底から浮かび上がってくる、「そんなこともあったよね、すっかり忘れていたけど、でもなんで今思い出したかな」的な「黒歴史」もあったりします。
冬なのに、いきなり体温上昇ってことも伴います。
そういうことは、もう、弔うしかありません。
紙に書き出すことで。
生きていれば恥ずかしいことや嫌なこと、忘れたいことやなかったことにしたいことなど、いろいろあるでしょう。
年取れば、そういうのがなくなるかも期待したけど、未熟さはいつまでもついて回るのでした。
先日「左義長」があって、お正月のしめ飾りなんかを燃やすらしいのですけど、燃やしてほしいものはほかにもありますよね。
でもその前に、燃やせるように書き出さないと。
何を燃やしたいのか見える化しないと燃やせません。
まさか新しいまっさらなノートを燃やすわけにもいかないでしょう。
左義長は終わってしまいましたけど、心のデトックスはいつでも行うことができます。
ノートとペンを用意して、気分を落ち着かせて、何があったのか、どんなことなのか具体的に書いてみるといいでしょう。
もし明日にでも、カウンセラーの先生に相談するとしたら、どのように話せばわかってもらえるのか、どんな順番で、どんな言葉遣いで、自分の感情をどのように話せば相手に伝わるのか。
実際に誰かに話さなくてもいいけど、話をまとめるためには、話すとしたらこんな風にと考えてみることも大事でしょう。
そうすることで、より正確に客観視できると思いますから。
いつか、北欧に住んでやる。暖炉のある暖かい部屋で。