手帳の、マンスリーとウィークリーは、あえて連動させない
こんにちは。
てらぴーだよ。
2月が始まった夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
朝の冷え込みがすごくて、震えていました。
2月、如月(きさらぎ)です。
「きさらぎ」は、まだまだ寒さが厳しいので、「更に衣を重ね着する」という意味の「衣更着」(きさらぎ)からそう呼ばれるようになったという説が有力らしいです。
漢字の「如月」(にょげつ)の方は、中国での2月の異名だそうです。
「寒い冬が終わり、春に向かって万物が動き始める時期」なのだとか。
寒いのか、寒いのはもう終わりなのかはっきりしませんが、まあ、そういう時期なのでしょう。
このほかの2月の言い方としては、
令月れいげつ、「何をするにもいい月」、「令和」の由来でもあります。
仲春ちゅうしゅん、春の真ん中。
梅見月うめみづき
雪消月ゆききえつき
木芽月このめつき
雁帰月かりかえりつき
などがあるようです。
こんなことも、毎月のマンスリーにちょこっとメモしておくと、後で見るのが楽しみになりますし、1年も経てば、どこで使えばいいのかわからない雑学が手に入るでしょう。
如月はともかく、それ以外の異名は、クイズ番組でも出てこないのではないかと思います。
でもそうやって、無駄と思える知識も積み重ねれば、とりあえず知識欲は満たせているとの自負をもたらしてくれるかもしれません。
『ほぼ日手帳』の、1日1ページの最下段に書いてある、ちょっとした小話にするように。
マンスリーに限らず、ウィークリーでも、「余白」があちこちにあると思いますから、何かしら文字、あるいはイラストなどで埋めていったほうが、にぎやかになるものです。
昔は、マンスリーとウィークリーを連動させていました。
つまり、同じスケジュールを、マンスリーにもウィークリーにも書いていたのです。
でもこれは、少しやってみると分かりますがめんどくさい。
何しろ同じことを書き込むのですから。
おまけに、分冊になっているのならともかく、たいていマンスリーとウィークリーは同じ手帳に入っているはずなので、マンスリーのページを開いては記入し、それが終わったらウィークリーのページを開いて、同じことを記入する。
そんなことをしていると、何が起こるか。
ヌケモレです。
どちらかに書き忘れたり、日にちなどを間違えて記入したり、あるいはその心配から、何度も見直す羽目になったりと、気が休まりません。
手帳初心者の頃は、そうやって、「手帳にスケジュールをあれこれ書き込んでいる自分」に酔っていたような気がします。
書き込む分量が多いと、その分「できる人」になったみたいで。(何が「できる」のか、今となっては判然としませんけど)
でも、ある時、マンスリーとウィークリーの連動はめんどくさいし意味がない、と思い始めて、二重に書くのはやめました。
基本スケジュールはウィークリーに集約しています。
マンスリーには書かない。
よほどの、「これを忘れたら友人を大量に失う」ものは書くこともありますが、マンスリーには、予定は書きません。
マンスリーには予定などは書かない、と決めたので、新しいスケジュールが発生した時にマンスリーを開こうとは思いません。
新しく生じたスケジュールのメモは、速やかにウィークリーを開いて記入します。
ここが守られていると、「スケジュールをマンスリーに書いたのに、ウィークリーに書き忘れて、うっかり見忘れて先方に迷惑をかけた」問題は起きないと思います。
要は、一元管理。
同じことをあっちにもこっちにも書くようにすると、どうしてもヌケモレが出やすいでしょう。
スケジュールは、ウィークリーに一元管理して、マンスリーの方は、スケジュール以外の用途に使ってみてはいかがでしょう。
毎日のお天気の記録でもいいと思います。
冒頭にお話ししたような、雑学メモでもいい。
毎日続けたら、結構な見ごたえになると思います。
マンスリーとウィークリーは使い分けしましょう。