紙とペンで感情を書き出すって言うけどさ

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

不愉快な出来事があった日の夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

お天気がいろいろに変わるように、生きていくうえでの出来事もいろいろに変わります。

 

いつも、自分にとって、都合のいいことばかりが起こるわけではありません。

 

もちろん、それをどうとらえるかは自分次第、とは言うものの、いつもいつも、プラスになんて捉えられません。

 

相手をののしりたい時もあれば、自分を叱りつけたい時もある。

 

それが普通でしょ?

 

いや、普通でなくてもいい、自分本位でも、自分勝手でも、何とでも言われても、今日のこの感情を健やかに抑え込めない。

 

てなぐらい、マイナスに引きこもるときもあるさ、とまずは、自分を慰めましょうか。

 

マイナスな感情を持つのは良くない、といった言説があるのは分かっていますけど、それはかなり余裕のある時の処し方のように思えます。

 

怒りの感情は、お釈迦さまも「出すなよ、そんなもん」といった取り扱い方だったとか。

 

ちまたには、「怒らない」身の処し方についての指南本が、何冊も出ています。

 

同じようなタイトルの本もあるくらい。

 

でも、それだけ、多くの人が悩んでいる、持て余しているテーマなのでしょう。

 

怒りの周辺の、悔しいとか情けないとか、許せないなど、いろんなマイナスの感情が渦を巻いて、さながらアンドロメダ銀河のようです。

 

アンドロメダ銀河と違うのは、ちっとも輝いていないし、したがって、美しくもないところ。

 

それでも、こうしたマイナスの感情を生まれるに任せて、しばらく浸ってしまう自分がいます。

 

そして頭の中では、相手をそれから自分を怒鳴ったり、呪ったり、口汚くののしったりと、悪の限りを尽くしますが、頭の中でのことでもあるし、とにかく気がおさまらないのだから、流れ出るままにしておきます。

 

怒っている自分を許そう。

 

悲しんでいる自分を許そう。

 

自信を無くしている自分を許そう。

 

他人を(頭の中で)攻撃している自分を許そう。

 

あふれだすマイナスの感情と、自分を許すはセットです。

 

これ以上、自分を責めないために。

 

マイナスの感情に支配されたときに、どう回復するか、どうすれば平常運転に戻るかを考えるのも、大人のたしなみでしょう。

 

ただ怒っておしまいにすると、どこかでくすぶって、すぐにまたあふれ出すかもしれないので。

 

ストレスとどう付き合うか、といったことも、現代社会を生きていくうえでは、必須の「教養」となるのでしょう。

 

ちまたには、そのための、考え方の変え方や言葉の選び方など、教えてくれる書籍も盛りだくさんです。

 

けれども簡便なのは、紙に書き出すこと。

 

自分が今浸っている感情を書き出すことで、表に出せる、つまり、客観視できるということなのでしょう。

 

相手の正体が分かれば、高ぶった感情もおさまり行くでしょうし、その対策も見えてくると思います。

 

物や人に八つ当たりする前に、紙とペンでしょう。

 

それにしても、いやな目にあった(まだ収まっていない模様)。