コクヨが新しい紙でノートを作り、それに合うペンも発売するってよ
こんにちは。
てらぴーだよ。
暖かくなったと思ったら雨の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
今朝はそこそこ寒かったのに、お昼ごろから蒸し暑くなって、湿度たけえな、と思ってたら雨。
まあ、寒いよりはいいですね。
コクヨが、新しいブランドのノートとペンを発表したということです。
発売は来月4月の21日。一部では3月17日からとのことなので、もう店頭でご覧になっている方もおいででしょう。
ブランド名が、「PERPANEP」(ペルパネプ)というそうで、これは、PEN(ペン)とPAPER(ペーパー)の並び替えだそうな。
ペルパネプ、なにやら北欧調なネーミング。
紙は3種類、罫線が5種類だそうです。
で、その紙が、「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」と名付けられているとおり、繊維の細さや手で触った時の感じが違うといいます。
それぞれの紙に合わせて、3種類のペンが用意されている、というわけです。
「ツルツル」の紙には、コクヨオリジナルのペン「ファインライター」が、「さらさら」には、ゼブラの「サラサクリップ」をコラボで合わせ、「ザラザラ」には、紙に引っかかる書き味が楽しめるプラチナの万年筆「プレッピー」を組み合わせています。
ペンをコラボで他社製品にするところが、令和風なのでしょうか。
あらかじめ、このノートの紙にはこのペンがいいですよと、推奨されているので、自分で選ぶ手間が省けそうです。
紙をなでたときの感触、クオリアは、筆記にも影響するのでしょうか。
書いているときは、手のひらの一部が紙に接しているので、知らず知らず無意識のうちに、紙の感触と脳の活動に、何らかの相互作用が働いているのかもしれません。
ページをめくったりするときには、紙を触ったりつまんだりしますから、その時の感触もまた、書くものに影響しているのかも。
目に優しいグリーンのノートがあるように、思考を促す紙で作られたノートや、感情を穏やかにする紙質のノートが、開発されるかもしれません。
一時ダイソーで、日本製のノートやメモ帳のシリーズが店頭に並んでました。
今では新しい入荷はないようで、店舗によって、売れ残ったのが見られるだけです。
でも、さすが日本製。
税抜き100円だけど、その紙質の柔らかさは、近隣の国々製とははっきり違ってました。
手で表面をなでるだけで、こっちが日本製だと、暗闇でもわかるほどです。
(暗闇で触ったわけではありませんが)
シルクとタオル地ほどの違いがあります。
というわけで、まだ店頭で触ってはいませんが、コクヨの新しい紙で作られたノートに期待大です。
そのノートに合わせたペンも楽しみですけど、素人考えですが、じゃあ、その組み合わせを外したらどうなるのか。
例えば、「ツルツル」にはコクヨの「ファインライター」とのことですが、そこにジェットストリームとか、ダイソーペンを合わせたらどうなるのか。
ジェットストリームなら、ツルツル書けると思いますけど、ダイソーなどのお安いペンだとどうなるのか。
でも最近は質も上がってますよね。
逆だったらどうでしょう。
「ザラザラ」に万年筆ではなくて、ビックのボールペンならどうなるのか。
更に鉛筆だと、書き味は落ちるのかどうか。
その昔、三菱の「エクシード」だったと思いますが、雑誌の広告で、サザンの桑田佳祐が文豪に扮して「風のように書きたひ」と苦悶しているのがありました。
紙の持つ質感やペンの走り具合は、思っている以上に私たちの書くものの中身に、影響しているのかもしれません。
自分にとっての最適な紙とペンを探してみるのも、また楽しからずや、なのでしょう。