紙に手書きって、同じ経験は二つとない一期一会でした
こんにちは。
てらぴーだよ。
冬に戻ってしまった夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
ゴールデンウィークが過ぎるまで、寒い日もあるだろうと思ってましたが、まさかここまでとは。
あまりの寒さに、手の感触がなくなって、両の中指の先端がしびれたように無反応になりました。
エアコンも入れて、今夜は冬並みに過ごしてます。
さて、最近あちこちのネットニュースで、世界のあちこちの科学者たちが、紙に手書きの入力の方が、スマホやタブレットなどの入力に比べて、時間もかからないし、記録したことを覚えているし、脳も活性化しているという実験結果を発表しています。
ほらね、紙に手書きが一番ですよ。
私見によれば、紙に手書きと言いますが、たとえ同じペンやノート、メモ帳を使っても、手書きの場合は、いつも同じではない。
ペンにしても鉛筆でも、その書き味は、まったく同じものを使ったとしても、毎に違います。
鉛筆なら、芯の減り具合によって、毎回書き味が微妙に違いますし、使っているうちに短くなるので、やはり書き味が異なります。
ペンにしても同じ。
特にボールペンは、インクの出具合が季節や室温によって異なったり、何かしらの理由で書けたり書けなかったりもするし、インクの減り具合が書き味に影響しているとの観測もあったりします。(あくまで個人の感想です)
サインペンなんかでも、芯のへたり具合で字の太さが変わったりする。インクがなくなりそうになると、字がかすれたりもします。
つまり、いつでも同じ書き味ではない、ということです。
また、紙にしても、同じノートでも、1ページ目と真ん中あたりでは、ページの開き具合が違ったりしますよね。
そのことが文字の書きやすさにも影響してます。
また、まったくフラット、つまりぺったんこに開くノートもあれば、ぎゅうって押さえないと平面になってくれないノートもあります。
真ん中あたりが書きにくいノートもあるし、リングノートだと、手がリングにあたって書きにくいということもありますよね。
最近では、それを避けるためにリングが少ないノートとか、リングがソフトなノートも商品化されてます。
その上、湿度などの関係か、ノートの表面が微妙にあるいは時にあからさまに、波打つことだってあるじゃありませんか。
紙に手書きと言いますが、その紙にだって、様々なコンデションがあるわけです。
同じ紙でも随分違うのですから、紙の種類が違った日にゃあ、書き味のバリエーションは、量子コンピュータでも計算しつくせないでしょう。
さらに、ペンを持つのはマシンではなく生身の肉体なのですから、字が書きやすい日もあれば、気分が乗らない日もあるでしょう。
書いてるうちに、調子が上がることだってあると思います。
つまり、紙に手書きって、一期一会のような貴重な経験になるのではないでしょうか?
その刺激が、手を通じて、目で見ることで、ペンが紙の上を走るかすかな音を聞くことで、脳に刺激が注がれるのです。
脳が活性化しないわけがありましょうか。
というわけで、デジタルトランスフォーメーションとやらが、どんなに進展しようとも、文具売り場が廃れることはないでしょう。(結論そこ?)
人類の誇りを持って、紙に手書きを致しましょう。