文具女子はあるのに文具男子は?

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

気温はそこそこあったのに、風がやたら冷たかった夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

文具女子という言葉はあるけれども、文具男子はまだあまり見かけない。

 

ていうか、見たことがない。

 

でも、ネットのどこかで使われているような気がする。

 

文具女子博はもう定番になろうとしている。

 

文具女子がおすすめの文房具と聞いて、どんなものをイメージするだろうか。

 

ピンク系の色合いで、「かわいい」感じのものだろうか。

 

そうなると、ジェンダーはどうなるのか。

 

逆に、文具男子なら、どんな文房具を思い浮かべるのだろう。

 

吉田戦車描くところのニキビの跡がいっぱいの男子高校生だろうか。

 

もちろん頭は坊主刈りだ。

 

しかしそのような、「女の子のランドセルは赤」みたいな固定観念は、もう昭和に置いてきたのではなかったか。

 

それなら、年齢別はどうだ?

 

例えば、文具少年。

 

なんだか若々しい。

 

文具青年。

 

さっそうとしている風だが、少年といい青年では、男子しか対象にしていないようである。

 

文具女生徒。これでは昭和に逆戻りである。

 

文具老人。

 

なんだか古い文具を捨てられずに部屋にため込んでいそうだ。

 

年齢で文具のユーザーを分けるのには無理がありそうだ。

 

では、国籍ならどうか。

 

文具日本。

 

文具アメリカ。

 

文具ロシア。

 

文具中国。

 

なんだか文具の仕上がり具合に影響しそうな名前だ。

 

その国の工業力が文具の品質に直結しているのだろう。

 

けれども、文具ブラジルなんて聞くと、黄色と緑が走り出しそうだ。

 

必ずしも、品質の上下ではなさそうだ。

 

実用度の高さで分けたらどうだろう。

 

実用文具は実用一点張り。

 

実用に徹していて、遊びがない。

 

したがって、カラフルではない、そんな文具。

 

品質に左右しない余計なキャラもついていない。

 

そうなると、その対極は、ファンシーな文具ということになるのだろうか。

 

でも最近は、その境目が随分あいまいになってきてはいないか。

 

オフィスで使う文具にも「かわいい」のが進出している。

 

埴輪の形をした、指にはめるサックなんかがそうだろう。

 

実用の観点からは、埴輪である必然性が見えてこない。

 

でもそれもまた、文房具の進化の一コマなのだろう。

 

女子用か男子用か、小学生用か大人向けか、実用重視か遊び心か、いろんな分類を飛び越えて、文具は進化していくのだ。

 

ああ、コロナがぶり返しているみたいだけど、文具を巡る旅に出たい気分だ。