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こんにちは。
てらぴーだよ。
こんなはずじゃあなかった夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
こんなに寒くなるとは!
防寒グッズ復活の夜になりました。
こんなはずじゃなかった、もういらないと思ってたのに。
「こんなはずじゃなかった」は、とても悲しい決まり文句。
こうなるはず、こうしようと努力を重ねてきたのに、そうはならなかった時、人は、
「こんなはずじゃあなかった!」と雄たけびをあげるのでしょう。
努力のベクトルが、特にその方向が、違っていたのです。
でも、世の中そうそう思い通りにはいきません。
「こんなはずじゃあなかった」事態になったのなら、「そんなはずだった」を楽しんでみてはいかがでしょう。
どんなに悔んだところで、事態が改善することはなく、思い通りの方向に進むこともなく、どう頑張ってみても、「こんなはずじゃあなかった」なのですから、これはもうそのことを楽しむ以外にないでしょう。
こうしたことも、思考実験の修行だと受け入れ、さて、どんな風に捉え方を変えようか思案してみることにいたしましょう。
頭の中だけで、言葉やら概念やらを動かしていると、時として、ぐるぐる現在地、となることも体験済みなので、やはりノートに書き出すのがいいでしょう。
浮かんでくる言葉、何がどうなっているのかの概念図、そんなものを広めの、できれば無地のノートに書きつけていくのです。
特に大事な、キーワードとなりそうな言葉には、ぐるぐると囲みをつけましょう。
そしてその周りに、関連する言葉や現状を表す言葉を書き加えるのです。
こうして、「こんなはずじゃなかった」現状が、紙に言葉として写し取られたと思いましょう。
まだ書けるはず、というのなら、書き尽くすまで言葉を吐き出せばいい。
自分にしかわからないような、相関図が出来上がるころは、気分も幾分か落ち着いていることと思います。
そして、「こんなはずじゃなかった」事態のほころびさえもが、見えてくるかもしれません。
自分史上最低の事態だと思っていたのに、書き広げてみると、案外そうでもない。
ここは何とかなりそうだとか、ここはこれでよかったのではとか、すべてがマイナスだと思っていたけれども、プラスもそこかしこにありそうだと思えてくる。
徹頭徹尾「こんなはずじゃなかった」ということでもない。
そうして、こうなってしまったからには、ここを出発点にするしかないのだと、新たな覚悟も、生まれてこようというものです。