本を読んで忘れないための抜き書きではあるものの
こんにちは。
てらぴーだよ。
そこそこ半熟卵の黄身のような夕日を見送った夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
色合いは薄かったけど、そこそこオレンジ色の夕焼けだったので、晴れるといいな明日。
読書をしていて直面する最大の問題が、「読んだ内容を覚えていない」ということですよね。
読んで24時間以内にその内容を友人に話す、なんていうライフハックな方法もありますが、日課のように聞かされて大丈夫な友人もそうそういないでしょう。
それとも、日替わりで話す友人を変える?
結局のところ、読書は孤独な作業なのです。
自分で何とかするしかない。
読んだ内容を忘れないために、あるいは、自分にとって覚えておきたい事柄に出会ったらどうするか。
昔も今も「書き抜き」ですよね。
もちろん何かしらのまとめを作ったり、図解したりと、そのまま書き抜かないやり方もあると言えばある。
こればっかりは、自分に合うやり方を試行錯誤しながら、見つけていくしかないのでしょう。
読んでいて「これは!」と思ったフレーズをそのまま書き抜いたり、段落ごとにまとめたり、全体をおおざっぱにマインドマップしたり、読む本のジャンルとか内容で、ノートからカードまでいろいろと変えてます。
煩わしさも少しは、ある。
もちろん、その本の正確なダイジェストを作ったところで、それをどう役立てるのか、といった課題は残ります。
でも、読んだ本の内容を、「面白かった」だけで済ませることにも葛藤があります。
できるだけその内容を詳しく語れるようになりたい。
その本の、どういうところが自分の血肉となったのか、説明できるようになりたい。
何も読んだ本を丸ごと紹介したり批評しなくてもいいのですけれど、読んだ後で自分の手元に残ったものがほんの少しだと、もっと語れるようになりたいと思ってしまう。
それで、ノートを取ったり、カードに抜き書きしたり、図解などでまとめたり、気になる言葉を書き抜いて、ページ数を書き添えるという自分用の索引を作ったり、これまでにもあれこれしてきました。
ただ、決定的な方法に出会ってない。
継続的にしてこなくて、あっちにフラフラこっちに寄り道と、ぶれていたからでしょうか。
最近も、「野帳に時系列で書く」から離れて、B6カードに抜き書きをしたほうがいいのではないかと思ったり。
もちろん、読んでて図解が頭に浮かぶこともあるし、このページのまとめをノートに書きたいと思うこともあります。
抜き書きだけではない。
ノートもカードも使わないで、本そのものに線を引いたり書き込みをしたり、という方法もあって、これが一番安上がりだとは思うものの、図書館の本には使えないテクニックですよね。
欲しい本読みたい本を、何の迷いもなく買える人になりたい。
読んで忘れてしまっても、その本のエッセンスは、自分の中のどこかしらに蓄積されていて、しかるべき時には記憶の底から浮上して、自分にその時の最上の選択を選ばせている、と信じてます。
でなかったら、本当にあの時間が無駄になったってことになるから。
まずは、読もう。