この世の一切は空、でも「モノ」ってあるよね
こんにちは。
てらぴーだよ。
マグネシウムが恋しい夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
連日連夜のこむら返り。
朝起きると、ふくらはぎが痛い。
「マグネシウムを摂れ」とグーグル先生はのたまう。
摂れったって、マグネシウム、どこ?
クルミに含まれているらしい。
クルミなら、毎日のように食べてるのになあ。
「マグネシウム3mg」に引かれて、伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」も買いました。
今夜こそ、こむら返りが起きませんように。
それにしても、マグネシウムとは。
かつて、この宇宙には、水素しか存在してなかった。(正しくは水素の原子核)
それが、核分裂や超新星爆発で、いろんな元素が生み出され、今のこの私たちの体のみならず、ありとあらゆるものを生み出しているなんて。
人間の体の70パーセントは水だ、なんて申しますが、その水を構成している水素なんて、ほとんど宇宙開闢から存在しているのですよ。
そして、気の遠くなる時間の中で、中学の理科の知識では説明が難しい核分裂反応やら融合やら何やらで、炭素ができ酸素が生まれ、鉄までは比較的順調に反応が進んだみたいです。
星の中でできたはいいけど、その星が寿命を迎え、爆発し、元素をばらまかないと、いけません。
また、鉄から先の元素なんかは、もっとややこしい反応や現象なんかで、この宇宙に生み出されたらしいのです。
星が形成され、様々な元素が生まれ、やがて爆発し、宇宙に広がり、また違う星となり、またもや爆発し、そんなことを繰り返して、つまりいろんな星屑が集まって、今のこの私の体となっている。
星屑も、まさか、あの時から何十億年も年百億年もたって、こんなじじいの白髪になったり、鼻水になったりしているとは、夢にも思わないでしょう。
何らかの因縁があって、それぞれ、宇宙のかなたからやって来て、その慣れの果てがこれかよっていう気分。
まあそのうち、太陽が寿命を迎えるころは、肥大した太陽に地球は飲み込まれるそうです。
そしてまた宇宙に散らばるのでしょうか?
元素に、その時々の記憶が備わっていたら、宇宙のどのへんからやってきたのか、分かるようになるのでしょうか。
元素が集まって、体の成分となり、あるいはいろんな、ありとあらゆる物体となり、こうした、地球での生活が実現できてはいるものの、その元素の大本は、「モノ」ではなくて「ひも」の振動らしいというではないですか。
モノがないのにモノができてる。
おまけに、原子や分子の中はスカスカだというし。
お釈迦様が見抜いたように、この世の一切は「空」、空っぽなのでしょう。
何も実体というものがなかった。
それでも目の前には、様々な物体があって、さわれるし、ものによっては食べられるし、でもなぜか、お金だけは「ない」。