手帳術のその前に

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

紙でできた四角いもの、と言えば、手帳。

 

新学期とか新年度を迎えて、手帳売り場、にぎわってますね。

 

ほんの数年前までは、手帳って、1月始まりしかなくて、季節商品だったのに、今じゃあ、4月始まりはあるし、9月ぐらいから手帳商戦?が始まる関係か、9月始まり10月始まりいろいろですよね。

 

ある時、「1月始まり」の手帳を見て、おお、とうとう1月始まりまで出たかって思ったけど、それ、今までのやつ。しっかりしろ自分って思いました。

 

こんなところで、ボケるわけにはいかない。

 

そうは言っても、てらぴーも手帳売り場の徘徊は好きです。

 

さて、そんなてらぴーの手帳術、始まるよ。

 

って、ぶち上げたはいいけど、手帳の使い方に入る前に知っておいたほうがいいことがいくつかあります。

 

今日はそのうちの一番の基礎。

 

 

紙の大きさを知ろう。

 

 

手帳のブログとかYouTube、あるいは手帳の使い方を紹介している手帳本や雑誌などで、その手帳の大きさが良く理解できるためにも、紙の大きさについて、ある程度の感覚を持っていたほうがいいと思います。

 

A5とかA6、B5にA4、はたまたバイブルサイズなど、紙の大きさは色々です。

 

これに、「セミ」とか「スリム」なんて枕詞がつくことも。

 

 

さて、紙の大きさは3系統です。

 

国際標準らしいA系と、日本独自と聞くB系、あと、AでもBでもないやつ。

 

コピー用紙なんて、いろんな種類があるのに、いわゆる「コピー用紙」というのは、A4です。

 

誰が決めたわけでもないんですけどね。(笑)

 

で、この時に、A4って縦何センチで横何センチなのかなんていうのは、どうでもいいです。

 

そんなことより、大体これくらいの大きさだという「感覚」のほうが大事。

 

紙もの好きの人って、今使っている必要分だけを所持しているということは多分なくて、ストックと称して、あれやこれやと紙及び紙製品をため込んでいるのではないですか?(出典:てらぴー)

 

で、その場合、当然、収納が問題になりますよね。

 

それで、100均とか無印とかニトリとかに行っては、収納や整理整頓グッズを探しているのではないですか?(それは私です)

 

そういう時に、自分がよく使う、または集めている紙ものの大きさとかが大体わかっていれば、探しやすいですよね。

 

ああ、これならここにぴったりと収まりそうだ、という予測が立てやすい。

 

デザインとかが気に入って、購入してみたはいいけれど、実際に使ってみたらミリの差で残念なことになってしまったとか、ありますでしょう。

 

そんな残念な失敗を繰り返さないために、活用されない収納器具を増やさないためにも、紙の大きさについて、大体の感覚を持っていたほうがいいと思うのです。

 

というわけで、A4ですが、その半分がA5です。

 

つまり、A何とかの数字が増えると、大きさすなわち面積が半分になるということです。

 

A5の半分がA6、これは、はがきサイズでもあります。

 

はがきって、A4の4分の1なんですね。

 

バレットジャーナルをはじめとして、手帳とかノートの世界で人気のあるA5は、はがき2枚分ということになります。

 

逆に、A4の2倍がA3。大判のノートの見開きがA3。

 

これ以上大きいサイズの紙を普段から使っている方は、デザインとか建築関係かなと思います。

 

また、いわゆる大学ノート、あの大きさがB5ですね。

 

見開きでB4。

 

ノート半分の大きさが、B6。

 

ノートや手帳で、A5やA4流行りなのに、お勉強のノートやルーズリーフなんかは、B5の世界。

 

B4を使うのなんて、ノートを見開きでコピーする時くらいでしょうか?

 

てらぴーは、かつて「京大型カード」としてそれなりに世間に流布したB6カードを愛しています。

 

B5のルーズリーフがお勉強ノートとして、これだけ普及しているのだから、B6カードも広まんないかなあ。

 

ダイソーに、なぜか、無地の、ということはただ紙を切っただけのようなB6カードがそれだけで、つまり、罫線ありとか方眼とかのバリエーションもなく、収納や携帯のための関連商品もなく、ただただ単品で売られているんですが、ダイソーは何がしたいのだろう。

 

A系とかB系におさまらないサイズの紙、紙製品もありますよね。

 

すぐに思いつくのは、システム手帳の、あの6穴のバイブルサイズ。

 

B6変形のような細長い形。

 

「バイブルサイズ」という呼び名は、てらぴーの記憶が正しければ、エゲレスのファイロファックスを日本に導入したといってもいい山根一真さんの命名ではなかったかしらん。

 

クオバディスの手帳にみられる正方形の紙型があったり、ほぼB5とかって意味なんだろうけれど、「セミB5」てのがあったり、誰も求めてないのに、端っこを切り落として「スリム」と称してみたり。

 

紙の大きさだけでも、きりがないですよね。

 

作り手が変わっちゃったらしい「ナラシステムダイアリー」やアメリカのメモとして定番っぽい3×5カードの、あの手のひらサイズ感。

 

大体、一万円の大きさ。

 

そして、それをすこうし、気持ち縁取りって感じで広げると、われらがコクヨ測量野帳の大きさです。

 

 

手帳ライフを楽しむためにも、紙を大きさについての感覚を養いましょう。