毎日のちょっとしたラッキーの中に、つながりを見つける「ミーニングノート」
こんにちは。
てらぴーだよ。
金星も凍り付く夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
偶然にしては出来すぎた一致というのを、皆さんも経験していると思います。
偶然だろうとは思うものの、後で振り返ってもできすぎている、そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか?
いわゆる「シンクロ」というやつですね。
シンクロの発展形ともいえる「セレンディピティ」は、『思考の整理学』でおなじみの、外山滋比古先生も言及なさっておいでです。
まるで仕組まれたかのような「偶然の一致」。
「偶然の一致」として片づけられない不可思議さを感じることもありますよね。
あることが気になって知りたいと思っていたら、偶然付けたテレビのニュースで解説してた、とか。
本の著者が気になって、どういう人だろうと思っていたら、ネットでその人の特集をしていた、とか。
誰でも1度や2度は、そんな不思議な経験を持っていると思います。
こうした「シンクロ」が、不思議の範疇を出ないのは、それがいつも必ず起きるとは限らないからではないかと思います。
理科の実験のようにはいかない。
理科の実験なら、「水の電気分解」は、だれがいつどこで行っても、実験の手順さえ正しければ、必ず酸素と水素に分解できます。
エジプトで実験したら、酸素と窒素だったとか、仏教徒が実験したら水素と炭素になったとか、そんなことは起こりません。
でも、シンクロに関しては、起こそうとして起こせる人と(例えば思想家の内田樹先生の師匠の多田先生とか)、起こそうとしても起こせない人がいるようです。
つまり、科学の実験のような「再現性」が保証されない。
なので、「偶然の一致だねえ、ラッキーだね」といった感じで片付けられるのでしょう。
もちろん中には、スピリチュアルな観点から、いつでも起こせると豪語する方もいらっしゃるのかもしれませんが。
「いつでもどこでも誰にでも」は、飛び越せない柵として存在していると思います。
けれども、朗報(かも)です。
手帳を活用することで、「ラッキー」を呼び込めるかもしれません。
それが、今日ネットのニュースで見た、「ミーニングノート」。
これは、毎日3つの「いいこと」を書き記して、その間に何か関連がないかを見ていくという手帳の使い方です。
1日に3つのいいこと、それが「チャンス」につながるかも、そして、それを発見するのは自分。
基本は、毎日を振り返っていいことを書き記して、週末などに見返して、発見したことや実行すると決めたことを書く。
特に次の3つの観点から、すなわち、
① 「自分自身」について
② 縁について
③ チャンスのつながりについて
要は、毎日のプチラッキーを見つめて、何かしらの「つながり」を発見していこうというものらしいです。
これ、すぐにでも応用できますよね。
毎日毎日こんなラッキーがあった、でももしかしたら、それってつながりがあるのかも、そんな視点で見ていけば、運勢を大きく変える次の「何か」に気づけるかもしれません。
ちなみに「ラッキー」は小さいものでもオッケーだそうですよ。
例えば「良く寝られた」とか。
少なくとも、「今日も1日終わったなあ」「あまり変わり映えのしない日だったなあ」「いつも通りの(平凡な)1日だったなあ」と1日を終えることは無くなるはず。
1日だけでは見つけるのが難しいでしょうけれども、1週間ともなれば、「あれ?、これとこれって、もしかしたらつながってない?」というふうに、見えないつながりを感じるかもしれません。
そしてそれが、もっと大きな幸運に結びつくかも。
試しに、あと1週間、毎日のいいことを書いてみませんか。
何もなかったとしても、あなたに損はありませんよ。