手帳に、スケジュールだけ書かないで、書き加えるといいこととは?

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

冷たい雨の降る夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

手帳は確かに、スケジュール管理のツールですが、使い方によっては、人生を充実させるアイテムになるのです。

 

とは言え、この前ネットのニュースで、「最近の若い社員は、手書きがめんどくさい」とかいうニュースを読んで、軽くショックを受けました。

 

そうか、いまどきの若い人は、手書きがめんどくさいのか。

 

それよりも、スマホの入力に慣れているせいで、手書きを敬遠しているのではないかとも思うのです。

 

要は、経験不足。

 

手で書きなぐって自分の考えていることを明るみに出すあの快感を、まだ体験していないのでしょう。

 

それはそれで残念なことです。

 

後、自分のつたない字を見るのも嫌なのだとか。

 

これはわかります。

 

客観的な評価はともかく、自分の字にコンプレックスを持っている人は多いのではないでしょうか?

 

誰が見てもきれいで読みやすいのに、「かえってそのことが嫌」という贅沢な理由で自分の字が嫌いという同級生もいました。

 

読み間違えられない範囲でなら、どんな悪筆も、個性でくくれそうなものですけどね。

 

石原慎太郎さんは、悪筆で有名で、出版社には彼専用の「解読係」がいたそうです。

 

他にも、つげ義春さんのあまりにも名作の『ねじ式』、あの冒頭部分の「メメクラゲ」、あの「メメ」は、原稿では「✖✖(バツバツ)」だったらしいのですが、担当者が読み間違えて「メメ」になったと聞いてます。

 

手書きならではのエピソードですね。

 

でも、そうか、手書き、めんどくさいのか。

 

でも、めんどくさいと言ったら、何をするにもめんどくさいもの。

 

着替えるのもめんどくさいし、歯を磨くのもめんどくさい。

 

ご飯を食べるのだってめんどくさい。

 

食べるのはいいとしても、後片付けはめんどくさいですよね。

 

何をするにも、最初の関門が、そのめんどくささの克服にあるのでしょう。

 

カバンの中から手帳を出すとか、手帳を広げるとか、そうしたことが習慣化されるのにも、人によっては何日も何週間もかかったりします。

 

こればっかりは、続けるしかないというほかありません。

 

たとえ中断したとしても、です。

 

毎日、手帳と向かい合って、今日の出来事だけでなく、「感情」も記録しましょう。

 

何をしたかだけでなく、どんな気持であったかをも書き加えるのです。

 

簡単な喜怒哀楽でいいですし、にこにこマークのような、😊イラストでもいいと思います。

 

なぜなら、生活の質を決めるのは、何をしたのかもそうですが、それをすることでどんな気持ちになったのかも重要だと考えるからです。

 

眉間にしわを寄せまくって今日のタスクを消化できたとしても、充実感や達成感は感じられないかもしれません。

 

とりあえずやれたという、不安から逃れられた安心感が心を占めるのなら、人生の楽しみからは離れているとも言えるのではないでしょうか。

 

今日は楽しかった、そんな感想で、今日を締めくくりたいものです。

 

今日1日何をして、笑顔になれたのはどれかがはっきりすれば、それを増やすことを考えましょう。

 

また、そのことの何が笑顔につながったのかが分かれば、苦手な作業をこなすときに、応用できるかもしれません。

 

楽しみがどんどん増えていくような毎日であってほしいものです。