大人の時間割を作って、自粛で自己研鑽を
こんにちは。
てらぴーだよ。
非常事態宣言が延長された夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
いよいよ未曾有の展開になってきました。
経済は、教育は、暮らしはどのように変わっていくのでしょう。
国など、大きいものを頼りつつ、一方で、自衛力もつけていったほうがいいでしょう。
かと言って、今すぐ生活資金を倍増なんてできない。
新しいつながり方が、模索されてしかるべきだと考えています。
社会が大きく変わろうとするときに、混乱は避けられません。
仮にコロナが終息したとしても、社会のあちこちで、再構築が試みられると思います。
そのまま以前の状態に戻るものもあれば、すっかり形やシステムを変えてしまうものも出てくるでしょう。
いずれにせよ、順風に進むとは思えず、強弱はあるものの、逆風や反動やスクラップアンドビルトが出現するはずです。
ただ、ますます個人としての「立場」というか捉え方が問われてくるかもしれません。
「みんながそうしているから」この道を選んだ、という思考停止では、もうやっていけない、そんな時代になるでしょう。
なので、大人も、いえ大人から率先して、自己研鑽に取り組みましょう。
まずは、何を身につけるのか、分野を確立させましょう。
自分の土俵は何か、どんな分野、方向で世間と結びつくのか。
その分野に関してさらに研鑽を積むためには、何が必要なのか。
どんな分野を選んでも、「本を読む」ことは必須の習慣となることでしょう。
特に古典を。
今現在生きて活躍している人ならば、お会いして話を聞く機会もあるかもしれません。
講演会やシンポジウムなどで、その思想や人柄に接することもできるでしょう。
けれども、もう亡くなっている人たち、中でも偉人と呼ばれる人たちとは、物理的に接することができません。
でも、その人の書いた著作があれば、謦咳に接することが可能です。
優れた書物は、対話のように語りかけてもくれます。
おそらく、インスタントな知識をいくら抱えても、本質には迫れません。
「クイズ王」は、知性とは呼べないのです。
なので、時間を捻出して、本を読みましょう。
その時間を見つけるために、バーチカルのウィークリーが役に立ちます。
時間を見える化する、最強のツールは、昔も今も手帳です。
なので、この際ですから、大人の時間割を作りましょう。
読書をするのに空き時間を探すよりも、最初から「読書の時間」を設定するとか、「自由時間」を決めましょう。
誰かから予定を入れられそうになったら、「ごめん、(自分との)先約がある」と断りましょう。
最初から「予定」として組み込んでおけば、逃げられません。
そこまではっきりと時間割化しないと、「今日は忙しかった」とか、「今日は仕事が立て込んでいた」とか、「今日は特別、明日から頑張ろう」とか、あなたの脳は「できない」理由をいくらでも考え付くのですから。
時間割を決めて、その時間になったらとにかく本を開く、もしくは開いて置いておく、そうやって体をなじませていきましょう。
バレットジャーナルでおなじみの「習慣化トラッカー」を手帳に作ってもいいですよね。
大人の時間割と言っても、24時間とか、起きている時間すべてをコマ割りにする必要はありません。
自分にとって大切なことをする時間を前もって、予約するだけです。
1日の内で、この時間帯だけは死守する、その決心を手帳に落とし込むのです。
仮に1時間とか、30分であったとしても、毎日の習慣になれば、大きな収穫をもたらしてくれると思います。
とにかく家にいればいいんだろうと、暇つぶしに明け暮れる「自粛のわな」にはまってはいけません。