手書きは、どんどん拡大する
こんにちは。
てらぴーだよ。
冬物の出番な夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
昨日の寒さったらなかった。
今季初手袋。今季初ネックウオーマー。今季初レッグウオーマー。
そして今季初冬毛布。
それらのおかげでしのげました。
今日は少し緩んだみたいだけど、寒いです。
やかんでいれたほうじ茶を沸かし直して飲んでます。
ネットを見ていると、手帳の新作がどんどん出てきているようで、楽しみなこと限りないです。
紙の手帳は、これからも不滅でしょう。
書類関係はペーパーレスになろうとも、手帳やノートの手書き文化は廃れることはないでしょう。
でも、困ったことが一つ。
手帳ノートの紙ものって、それだけでは済まないんですよね。
どういうことかと言いますと、紙に手書きの文化では、まず紙が必要です、これは必然。
そうじゃないと、手書きだけでは成立しませんから。
「手書き」と言った瞬間に、「紙に」という前提があるわけです。
まあ、それはいいとして、問題はここから。
その「手書き」を何でそうするのか、つまり筆記用具問題が待ち構えているのです。
文字や図、イラストなどを「何」でかくのか。
もちろん筆記具ですけれども、その筆記具が大量にある。
いや、量だけの問題ではなく、種類もたんとある。
到底「鉛筆」とか「ペン」では済ませられない問題が立ちはだかってくるのです。
それも、鉛筆はHBなのかBなのか2Bか、はたまたHかといった問題に加えて、ユニかモノかステッドラーか、どれにするのか。
ボールペンだって大変です。
色としては、「黒」「赤」「青」「緑」など基本の色がありますが、インクの種類が昔に比べて増えてます。
お役所の書類では、「黒のボールペンで記入してください」とこの問題には深入りしていませんが、今となっては、黒のボールペンとは言うものの、油性インクなのか、水性でもいいのか、ゲルはどうなるのか、エマルジョンではだめなのか、悩みは尽きません。
さらに、最近では色数も増えて、しかもメーカーで微妙に色合いが違うので、「黒」はまだいいとしても、「青」とか「緑」あたりになると色合いが微妙に、でも確実に異なるのです。
ゼブラの緑で筆記した後を三菱の緑で書き継ぐと、「ここでペンを替えた」ことがまるわかりです。
筆記だけでなく、イラストなどを描いたり、マークをしたり色を塗ったりするときも、色数の多さがそのまま、色の悩みともなるのです。
何しろ、ピンクだけでも、「ピンク」「ベビーピンク」「コーラルピンク」などいろいろです。
しかもメーカーで微妙に色合いが違う。
さらに、手帳やノートで使う文具は、筆記具だけにとどまりません。
鉛筆やシャーペンなら、消しゴムは必須。
鉛筆削りかもしくはカッターも要りますよね。
少ないとは思いますが、肥後守を忍ばせているマニアな人もいらっしゃるでしょう。
鉛筆補助具を愛用している人もいるかもしれません。
キャップが必需品という方もおいででしょう。
シャーペン派なら、替え芯をケースごと携帯しているでしょう。
濃さの違う芯で書き分けているかもしれませんし、カラーの芯を使っている人もいるでしょう。
その分「荷物」が増えるでしょう。
そのほか、物差しやもしかしたら分度器、コンパスの類を日常的に使っている人もいるでしょうし、最近では、ハサミもスリムになってるので、携帯用のを持ち運んでいる人も多いでしょう。
以前なら、それなりの大きさがあって、持ち運びには適していなかった文房具も、今ではすっかりスリムになって、携帯用にバージョンアップしている文具もたくさんあります。
まずはのり。
口紅タイプののりは、その登場から、小さくコンパクトでしたけど、テープのりがここにきて、小さくかわいらしくなりました。
修正液は修正テープになってから、利便性も携帯性も段違いに上がってます。
ホチキス(ステープラー)だってコンパクトになりました。
こうして、たいていの文具が、筆箱に入る大きさになっているのです。
その一方で、筆箱そのものも、「ポーチ」となって、増え続ける筆記具を収納できるようになりました。
収納と言えば、カバンに入れるのに、筆箱やポーチではなく、「バッグインバッグ」という形態も出てきてます。
文具が増えれば、それを収納して持ち運べる製品もいろいろに開発されるのです。
そしてカバンについても、筆記具の一つの大きさである「A4」に合わせたカバンやリュックが出ています。
こうして、出発点は「手帳」や「ノート」であったのですが、手書きという作業を支える道具並びに収納製品を考えると、どんどん膨らむのです。
でも、そうした文具をそろえていくのも、また「手書き」に関わる楽しさと言えるでしょう。
しまった!付箋やマステ、シールなんかもあるのでした!