チケットはここではないどこかにあなたを誘う
こんにちは。
てらぴーだよ。
紙でできた四角いものに、チケットがあるよね。
映画のチケット、演奏会やコンサートのチケット、それから、演劇のチケット。
それらは、娯楽であることを超えて、あなたに、今ここではない世界を見せてくれる。
まさに別世界へのチケットだ。
疑似体験て言うけど、それもまた、一つの体験には違いない。
舞台(スクリーンでも)と観客席が一体化する。
だからライブはこたえられない。その場限りと言えば、なんだか儚い印象だけど、その場限りだから、時間の中身が深いと言うか、豊かであるという気がする。
てらぴーは、演劇が好きで、でもその「好き」について語り出すと大変なので、それはまた後の機会に。
で、ある時、ビデオ屋さんに演劇のビデオがあって、早速借りたのだけれど、見ているうちに「コレジャナイ感」が募ってきてとても歯がゆい思いをしたことがあります。
当たり前だけれど、自分だけ「外にいる」。
どんなに舞台に入れ込んでも、その舞台の熱狂とは別のところにいる。
現実的にそうなのだから、仕方ないよね。
でも、靴の上から痒いところをかくその気持ち、分かってもらえるだろうか。
録画ではなくてライブだと、自分の好きなところを見られる。
カメラワークによる舞台の切り取りがない。
それに、舞台は、演じているのも生身の役者だから、その日の調子の波というものがある。
観客だって、毎回毎回違う。
違う反応をする。
だからライブは一期一会。
電気信号に置き換えられない生々しいものがある。
というわけで、本日演劇を鑑賞します。