野帳にだって、書くと実現するかも
こんにちは。
てらぴーだよ。
野帳に限らずだけど、紙に書くと実現するって言うよね。
引き寄せの法則と呼んでも呼ばなくてもいいけど、そういうことってある、確かに。
尊敬する内田樹先生のYouTubeでも、そんなことをおしゃっていらした。
数年前のお話だけど、僕が聞いたのは最近。
大学を定年になった内田先生が、合気道の道場を作るときに、「道場を作る」「道場を作る」と周りに言いふらしてたそうな。
そうしたら、合気道の生徒さんなんかも、「できるんですよね」とか言うようになって、先生もどんどんできる気になって、それで話がうまく進み、いろんな偶然が重なて、完成したそうです。
「いやあ、口に出してると、実現するね」と、先生もおしゃってました。
でも、懐疑的な人もいる。
それも分かります。
ノートに、「1億円入ります」と書いてその通りになるかと言えば、それは難しいでしょう。
ていうか、不可能でしょう。
でも何かしらの「不思議な偶然」は否定できない。
内田先生のお話で、もう一つ。
内田先生の師匠にあたる方が、イタリアに合気道を広めるために単身行かれたそうです。
道場をどこにするか、という時に、「偶然の出会い」があって決まり、生徒さんというか門人が増えてきたときに、「そろそろ法人にしたいね」と思っていたら、新しく入門してきた人が、その専門家だったとか。
こうした、幸運な偶然を引き当てる力、セレンディピティについては、外山滋比古先生も、書いていらっしゃいます。
こういうのを、どう考えたらいいのでしょう。
何かしらの、偶然の一致はありそうです。
でも、必然と呼ぶ人もいます。
問題は、これが、「いつでもどこでも」起こるとは限らない、というところでしょうか。
起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。
水は、どこでだれが実験しても、電気分解すれば、水素と酸素に分かれます。
どこでやっても。
だれがやっても。
でも、セレンディピティのようなのは、いつでもどこでも、というわけではなさそうです。
だからと言って、否定もできない。
かくなる上は、自分で実験してみるしかないでしょう。
だから、試しに、野帳に、書いてみるのです、自分に起きて欲しいことを。
ありていに言えば、夢を。
うまくいけば、野帳が、夢実現ツールにもなるってことですよ。
手帳で夢を叶えるのなら、野帳でだって可能でしょう。
試しにやってみると面白いかも。