測量野帳は中紙もすごい
こんにちは。
てらぴーだよ。
我らがコクヨの測量野帳「スケッチブック」は、その中紙も優れているのでした。
測量野帳は、今から60年前に測量事業者用に作られたというプロフェッショナルなノートです。
レベルブックなどは、測量の記録に合わせて、ちょっと特殊な罫線になってます。
なので、普段使いのノートとしてはちょっと使いづらいところがあります。
でも、スケッチブックは、3ミリ方眼。
測量の際、図とかイラストを描くことがあったのでしょうか?
その誕生の理由はともかく、今となっては、その3ミリ方眼が大きな特徴となっています。
おまけに線が薄いブルーです。
おそらく、黒で筆記するのでブルーが選ばれたのでしょう。
ものすごくきれいです。
方眼のノートやメモ帳は数限りなく店頭に並んでます。
罫線の色は、薄い墨色かブルーがほとんで。
濃い紫のロディアは特殊な部類に入るでしょう。
フランスなど欧米では、ボールペンの色や万年筆のインクは青がスタンダードみたいです。
それでロディアの罫線はあんな色なのでしょうか。
近年は、おそらく、日本を意識して、紫を薄くしたり線を細めたり、さらには墨色も出してます。
日本では、筆記は黒がメインなので、罫線が青だと引き締まります。
そういえば、その昔、ファイロファックスに代表されるシステム手帳が流行った時、国内メーカーのプラスは、2種類のブランドを展開してました。
そのうちの一つは、リフィールの罫線の色が青でした。
その理由が、日本では黒で書くことが多いから、というものでした。
さて、測量野帳「スケッチブック」の中紙ですが、3ミリ方眼も特徴的なら、紙質も優れています。
薄すぎず厚すぎず。
あまりにペラペラだと、裏写りする原因にもなります。
おまけに安っぽくも見える。
でも、ノートなのですから、厚すぎても使いづらい。
結果、ちょうどいい感じにおさまってます。
このまま紙質が変わらないことを希望します。
一部の筆記具では、残念なことに裏写りすることがあります。
また、ボールペンのインクだまり、「ボテ」って言うんですか、あれが多いと、裏写りします。
なぜか、三菱のジェットストリームとゼブラのブレン、パイロットのアクロインクとは相性が悪いのか、「ボテ」が多いです。
でもこれは、ポールペン側の問題だと思います。
測量野帳「スケッチブック」は中紙もすごい。
今日も測量野帳に書ける喜びをかみしめてます。(大げさ)