今日は、万年筆の日。『中1時代』の付録にあった
こんにちは。
てらぴーだよ。
フェーン現象でやたらと生暖かい風が吹いた日に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
9月23日は、万年筆の日だそうです。
1809年の今日、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュという人が、金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案し、特許を取得したのにちなむとか。
手書きを楽しむのなら、最後は万年筆に行き着くと思います。
最近は、手軽に楽しめるお安いものも出ています。
ダイソーでも手に入りますし、時折、雑誌の付録にもなってます。
数百円から千円前後のお試し価格のような入門モデルも人気です。
また、インクも、独特の色合いのものが出てきています。
自分好みにアレンジできたりします。
「契約書のような、重要な書類にサインする時だけ登場する筆記具」から、日常使いに気軽に使われる筆記具へと普及しているのでしょうか?
手書きに、そこはかとない重々しさをもたらすのが、万年筆なのでしょう。
その昔、『中学時代』『中学コース』という雑誌があって、中1、中2、中3と、学年別に発行されてて、その中1の初めの号、4月号の付録が、毎年必ず小さな万年筆だったように覚えてます。
人生初めての万年筆は、だから、中学入学と同時に手に入れたのでした。
ちなみにてらぴーは『時代』派。
人生初めての万年筆は、中学に進学したときから始まる、という世代が存在すると思ってくださいな。
ボールペンに比べて、書きやすさが重かったり(どうしても、万年筆の金属のペン先のガリガリ感がなじめなかったりします)、インクの乾くのが遅かったりと、授業で板書を書き写すのには向いてなかったかもしれません。
でも、手紙とかの文章を重々しくするのには、万年筆が最適でしょう。
メモ書きのような書きぶりではなくて、ゆっくりと言葉を選んで書きましたという雰囲気をまとわせられます。
万年筆はまた、コレクターの世界でもあります。
そして、コレクターの世界では、愛用よりも愛蔵に重きが置かれます。
「使う使わない」ではなくて、「持っているか持っていないか」
早く、そんなマニアになってみたいものです。