何もしない、でも意識は最高に集中している、そんな時間を持つ
こんにちは。
てらぴーだよ。
寒いよ。寒いけど、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
もう速攻で、光速の99.99パーセントぐらいの速さで冬用のジャケットやらを出しました。
季節がめぐったんですね。
こういう時に、ちょっと手帳の隅にでも、「今季初、ネックウオーマー」とか書いておけば、来年へのメッセージになるでしょう。
あなたは、季節の移り変わりをどんなことで見つけますか?
暑くても寒くなり、寒くても暑くなる。
四季の巡りのその中で、どんな齢を重ねるのでしょうか?
あなたにとって季節とは風景でしょうか?
それとも「色」?
あるいは「音」かもしれませんね。
「街を行き 子供のそばを通るとき みかんの香(か)せり
冬がまた来る」
といったように、それは「におい」でもあるのでしょう。
または、動植物のあれこれで、季節を感じたりすると思います。
散歩コースの神社では、境内一面に銀杏が敷き詰められています。
もう誰も拾ったりはしないのかな?
毎日をタスク処理だけで過ごさないで、五感を総動員した生活もまた、楽しいものです。
秋の味覚というではないですか。
味覚に限らず視覚とか聴覚、嗅覚に触覚、あなたの生活にあるものは何でしょう。
最近感じていない感覚はありませんか。
静かな夜に、感覚のレーダーを張って、自分の五感に浸りましょう。
それが、「今ここ」に意識を集中するマインドフルネスです。
空気はもうずいぶんと冷たくなってます。
その空気を体のどこでどんな風にとらえているでしょうか?
仕事から帰って来ても、「しなければならないこと」はエスカレーターのように次から次にやってきます。
てらぴーの今は亡き母親も、「座るとだめだから」と言って、一休みもせずに忙しく立ち回っていましたっけ。
けれども、パジャマか何かに着替えて、「もう後は寝るだけ」になったら、静かな時間を持ちませんか?
今日のことを思い出すでもなく、明日の「予行演習」をするでもなく、今自分に聞こえている音にはどんな音があるのか数えてみるとか、どんな姿勢でいるのか、体を何が支えているのか、呼吸や血液の流れを感じてみるとか、どんな気分でいるのかとか、意識を自分に集中してみる。
そんな、何もしないけど、意識はものすごく回転している状態を作ってみる。
頭に浮かんできた「今ここ」にないものには執着しないで。
空想や妄想は広げないで、ひたすら今の状態を感じ取る。
動いてはいませんが、結構疲れますよ。