長岡書店のA5バーチカル、「長岡3兄弟」と呼んでます
こんにちは。
てらぴーだよ。
寒いと珈琲がうまい夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
今まで使っていたB6サイズのバーチカルのウィークリーに変えて、A5サイズの週刊バーチカルを探しています。
以前から気になっていた「長岡書店」という発行元のA5バーチカルがなかなかよさげ。
サイトを見たら、なんと、佐々木常夫さんの手帳(A5バーチカル)や石田淳さんの行動科学手帳(A5バーチカル)と同じ版元ではないですか!
この場合も、「版元」なのだろうか?
したがって、中身もほとんど同じ、優劣つけがたいものがあります。
ていうか、佐々木手帳や石田手帳を作ったスタッフがノウハウを蓄積して、長岡手帳オリジナルのを作ったのではないかと、密かににらんでます。
佐々木さんと言えば、うつ病の奥さんや自閉症の息子さんを面倒見つつ、1流企業で業績を上げられた方です。
ものすごい負担を抱えながら、でも、家庭の事情で「定時上がり」をするしかなかったその仕事術は、一聴に値します。
そんな佐々木メソッドが詰まった手帳ですから、これは注目度大です。
他の2冊と比べて、際立って違うのは、「ガントチャート」があることでしょうか。
業務の進捗状況を見るには、便利な機能です。
ウィークリーのページごとに、「ほぼ日」の「今日のひとこと」よろしく、佐々木さんの著書からの抜き書きがありますので、これもまた、参考になりますよね。
続いての石田淳さんもまた、ビジネス書をたくさん書いてます。
行動科学というのに裏打ちされた手帳になってます。
この方は、確か岐阜県の塾の経営者だったはず。
「コジンシドウゼミナール」略して「コゼミ」というのが、なぜか石川県でも、あっという間に5つも6つも多店舗展開したんですが、あっという間に撤退しました。
なので、この方のごく初期のご著書には、塾での仕事術みたいな説明があったりします。
行動を細かく分けてフローチャートにしてみる、そうすることで、動きやすくする、そんなメソッドだったような気がします。
例えば、「歯を磨く」なら、「歯を磨く」ととらえるのではなく、分解します。
「洗面所に行く」「歯ブラシを手に取る」「歯磨き粉のチューブをもう一方の手に取る」「歯ブラシに歯磨き粉を出す」「チューブを戻し歯磨きを始める」・・・・・・
こんな感じで、細かく分解すれば、一つ一つの行動が小さくなるので、実行しやすい。
佐々木手帳との違いは、ガントチャートがないのと、ウィークリーの時間軸が違うというところでしょうか。
そのほかは、マンスリーにしてもウィークリーにしても、よく似ています。
ウィークリーのページをコピーして出されて、「さあどれがどれ」ってやられたら、よっぽど見慣れてないと答えられないレベルです。
両方とも、詳細な使い方のページが、石田手帳では最初に、佐々木手帳ではおしまいに載っているので、参考になると思います。
さて、では、長岡書店オリジナルは、どうなんでしょう。
ちなみにこの3冊、てらぴーのなかでは、「長岡3兄弟」と呼ばれてます。
それぐらい似ている。
厚さにしても同じくらいだし、お値段も同じ1700円。
ビジネス書の著者の名前がついているのに値段が同じなんて、良心的ですね。
個人的には、佐々木手帳の「ガントチャート」が、ポイント高いかな。
さて、オリジナルですが、さすがに、ほかの2冊を作っただけあって、申し分のない作りになってます。
一番の違いは、「紙」だと思いました。
オリジナルだけ、なぜか「クリーム色」なんですよ。
後の2冊は普通に白。
ごめん、もうこれだけで、勝負ありみたいな感じなんです、てらぴーの中では。
(ガントチャートを抜かせば)マンスリーもウィークリーも、全面方眼で、申し分のないレイアウト。
ノルティは、高橋書店のとは違って、「全面方眼」なので、ウィークリーの時間軸もすぐに付け足せます。
というわけで、長岡3兄弟、てらぴーのおすすめは、オリジナルです。