手帳に何を書くのか、その二つの方向性について
こんにちは。
てらぴーだよ。
日中暑いくらいでしたの夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
快晴のおかげで、きれいな夕焼けも見られました。
オレンジ色の黄昏っていいですよね。
どこかに、メトロン星人がいます。
もうね、オレンジ色と言えば、メトロン星人ですから。
さて、手帳に何を書くのかは、たいへん悩ましい問題です。
大きく分けて二つの方向性があると思います。
一つは、日記よろしくその日にあったことを細かく具体的に書いていく、という方向性。
ひたすら「今日1日」に埋没していく書き方と言えましょうか。
「ほぼ日」のユーザさんなんかに見られる書き方ですね。
例えば、今日ランチをしたのなら、なんというお店で、何を食べたのか、その料理名や食材について細かく詳しく具体的に書いていく。
文章だけでなく、イラストなんかも添えて。
しかもカラーだったりしますから。
そんな方々のイラストを拝見していると、羨ましくもあり、時間がかかっているなあとの思いもあり、でも単純にかっこいいですよね。
かなり本格的な、したがって写実的なイラストでなくてもいいので、ササっとかけるようになりたいものです。
ネットでは、ほんとに簡単なイラストや「針金人間」の4コマ漫画をよく見ます。
「針金人間」というのは、輪郭だけ描いたやつですね。
イラストや漫画で、あるいは文章で、その日の出来事をとことん細かく書いていく、今日1日にこだわった書き方と言えましょう。
そして、もう一つの方向性が、今日を「これから」につなげる書き方です。
今日1日、いろんなことがあったとしても、そのすべてを書き記せるものではありません。
その必要もありません。
朝起きて、歯を磨くのに、微に入り細に入りして書く人は、まあ、いないと思います。
たとえば、「6時50分、歯を磨く、歯ブラシを取って、歯磨き粉を2グラムほど歯ブラシの毛先に乗せる。いつものように右奥の上から磨き始める、冷たく感じるのも冬の朝ならではだ。」なんて書いてたら、いつまでたっても終わりません。
そうではなくて、「何を書くのか」の選択には、「それを書いてどうしたいのか」があるはずです。
何でもいいから適当に選んで今日はこれこれについて書いた、ということもないと思います。
「そのこと」を書くことで何を将来の自分に伝えたいのか、今日の「そのこと」が明日以降の何につながっていくのか。
例えば、今日読んだ本にこうあった、なるほどと思う、それで「自分ルール」をこうした。そのような変化は、自分を向上させたいからするのでしょう。
そうすることで、明日の自分は少し進歩できる。
そのような「自分成長」の記録として、日々の記録もあるはずです。
今日のしたこと考えたことがすべて、明日につながっているとも思えませんけど、そのうちのいくつかは、必ず何かしらの成果につながると信じているからこそ、行動したり考えたりしているのでしょう。
中には、はっきりした成果が見られなくとも、あるいは不明でもし続けていることもあると思います。
テレビを見ないようになったとか、ネットを9時以降は控えているとか。
その分本を読むようになって、読んだ時間を記録し始めたとか。
努めて歩くようになったとか。
瞑想の時間を持つようになったとか。
今日1日だけを見ると、さしたる変化はないものの、続けていけば、間違いなくプラスになるそんなこと。それを書いていく。
「今日、何々をした」「今日、何々をしなかった」そのことが、今日だけではなくてつながっていく、そんな方向性もあると思います。
マンスリーやウィークリーでは難しいかもしれません。
ならばメモ帳かノートでいいから、毎日でなくてもいいから、記録すればどうでしょう。
日記帳代わりにできるノートもいろいろありますし、デザインもいい感じです。
今日のトピックを書くか、明日へとつながる「布石」を記すか。
書くことは自分の成長剤です。