年末、断捨離、手放す

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

雨になったけど寒くはならなかった日の夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

いよいよ年末。

 

断捨離の時期なのでしょうか?

 

何かを入れるためには、何かを捨てなきゃならない、とはよく言われることです。

 

大掃除の時期でもありますよね。

 

サザエさん(漫画のほう)には、畳をパンパンはたく風景なんかが載ってます。

 

昭和の時代、大掃除と言えば、家の畳を全部上げて、外に畳を持ち出して、二人一組で、竹の細い棒などで両側から(だから二人必要)パンパンはたいてほこりをとったものです。

 

なので、重労働。

 

おまけに、どの畳がどこにあったのか覚えていないと、元に戻したときに、微妙に「隙間」ができたりするんですよね。もしくは、数ミリのずれで畳がはいらなくなることも。

 

昭和の大掃除は大変でした。

 

「今年の汚れ今年のうちに」という秀逸なコピーがあります。

 

そう言われると、今年のうちにやっとかないと、という気分になりますよね。

 

でも、最近のはあまりにも清潔すぎというか、キレイ好き、いいえその上を行っているような塩梅です。

 

「きれいに見えても、ほら!こんなに汚れが」なんてコマーシャルにびくびくしてませんか?

 

今から何十年か前、新聞広告で、歯ブラシの「電子顕微鏡写真」が使われたことがありました。

 

使い古しの歯ブラシは、「電子顕微鏡で見ると」こんなにすさまじいことになっている、だから歯ブラシを新しくしましょう、という広告だったのです。

 

でもその写真があまりにもすごくて、今で言うなら「炎上」して、広告は取りやめになりましたとさ。

 

さすがに、「電子顕微鏡」レベルになると、そりゃあ「汚れ」も目立ちますよね。

 

でも、ひるがえって、似たようなことをしてないでしょうか?

 

見た目きれいだけど、このおそうじシートで拭くとこんなに汚い、とか。

 

掃除機の排気はばい菌だらけ、とか。

 

洗ったつもりでも手にはまだまだ細菌が住み着いてます、とか。

 

まるで私たちの生活って、「ゴミや汚れを発見する」生活のよう。

 

それで、住空間が快適になったかと言えば、そんなこともなくて、昔はなかったアトピーとかアレルギーなんかが、逆に増えているのではないですか?

 

「落とした食べ物は3秒なら食べられる」なんて、昔は気にせず食べてたように覚えてます。

 

ご飯にハエがたかっても気にしないで、早く食べちゃえば平気、てなもんでしたよ。

 

年末に、今年を振り返って、何を捨てるのか、考え直してみるのもいいかと思います。

 

何を引き継いで、何を手放すのか。

 

今年の手帳を見直しながら、自分が、どんな生活をしてきて、何が良くて、何がいらなくて、何を望んでいるのか。

 

何かを変えようと思ったら、今までとは違うことをしないと変わりません。

 

生活の仕方のあれこれは今まで通りで、さらに希望するものが手に入るなんて、いったいどの手でつかもうというのですか?

 

その古い使わなくなったものを握っている手を離さないと、次の新しいものはつかめません。

 

新しいものを欲しいだけつかめるように、両手は明けておきましょう。