あなたの手帳、あなたにとって特別な存在になってますか?

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

冷たい雨の降る夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

とある小学校のとあるクラスの、とある先生は困っていました。

 

生徒たちが、教室の共有物を大事にしないから。

 

特に、ドッジボールのボールがひどかった。へこまされたり行方不明になったり。

 

何度「みんなが使うものだから大事にしましょう」、と言っても効果なし。

 

でも、ある一つのことで、クラスの全員がボールを大事にし始めたのだそうです。

 

そこそこ有名なエピソード、さて先生は何をしたのでしょうか?

 

答えは、「ボールに名前を付けた」です。

 

なんていう名前を付けたのかまではわかりませんけど、それまでただの「ボール」だったのが、ある日を境に、「まさと」だったのか「よしこ」だったのか、それとも日本人名だと都合が悪いから「トム」とかだったのかも知れませんけど、名前がついて人格が生まれた。

 

たったそれだけのことで、邪険に扱えなくなった。

 

考えてみたら、私たちはなぜ「それ」に名前を付けるのでしょうか。

 

ペットには必ず名前を付けますよね。「イヌ!」「イヌ!」と呼んでいる飼い主を見たことがありません。

 

名前を付けると、自分との関係が深くなります。

 

ある意味特別な関係になる。

 

対して物はいつまでたっても物でしかない。

 

「ボール」は、世の中にいくらでもありますけど、「けんた」と名付けたら、そのボールは、世界に一つだけ。

 

おまけに名前なので人格も備わります。

 

乱暴に扱うと、痛がっているようにも感じますし、『「けんた」、今泣いてる』と言われたら、自分の行いを反省したくもなります。

 

なので、応用問題。

 

あなたの手帳にも名前を付けてみましょう。

 

ノートでもいいと思います。

 

自分にとってどんな存在であるのかという人格をまとわせたかったら、それなりの名前にしてみるのもありですし、呼び捨てではなく、「ふさえさん」とか「まさきくん」としてもいいし、「よしむらさん」といったふうに苗字もありだと思います。

 

もちろん「トム」もありなら「スミス」もあり。

 

そうやって、手帳やノートと自分の関係を狭めていきましょう。

 

確かにそれらはモノで、紙製品ですけれども、ひとたびあなたの思いや思考を書き記したら、あなたの分身のようなものになるではないですか。

 

あるいは、何でも聞いてくれる親友やおばあちゃんのような存在。

 

あるいは、時には手厳しくアドバイスしてくれる鬼コーチ。

 

あなたは手帳にどんな役割を期待するのでしょう。

 

書き込むことで、手帳そのものも進化します。

 

どんな手帳に育てていきたいですか?

 

その思いを「名前」に込めましょう。

 

名前を付けるということは、自分との特別な関係を持つということでもあるはずです。

 

単なる紙の集合体だけど、まるで命を持つように、あなたにとって大切な存在にできると思います。

 

とは言え、文具にまで名づけをするのは考えものです。

 

色鉛筆に一つ一つ名前を付けたら、煩わしくてしょうがない。

 

いくらお気に入りでも、「青色」に「ももちゃん」なんて付けられないではありませんか。

 

名前を付けるというのは、手帳(それからせいぜいノート)限定で行いましょう。

 

そう言えば、アンネの日記のアンネも、日記帳に名前を付けていましたっけ。