書くことで、「言いたいこと」をまとめてみる

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

相変わらずチョコ(ガーナ)のドカ食いがやめられない夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

自分がこれからやりたいことを、友人に伝える手紙形式で書いておりました。

 

自分に向けてだと、省略とかが激しいので。

 

人、それも赤の他人に伝えるのは難しい。

 

いろんな前提まで話したりしないといけないので。

 

でもそうやって考えていくと、自分が何を考えているのかその輪郭がよりはっきりすると思います。

 

本題に入る前に、分かっていてほしいこと、共通理解としておきたいことども、いろいろあるのです。

 

何から始めればわかってもらいやすいのか、という話す順番も大切な要素です。

 

この前読んだ本にこんな例が載ってました。

 

 

 

このリンゴ高いんです。でも美味しいですよ。

 

このリンゴ美味しいです。でも高いんですよ。

 

 

 

同じ内容なのに、印象は違います。

 

文章の書き方は、カレーライスの作り方のようです。

 

友人から、「カレーの作り方を教えて」と言われたらどうしますか?

 

「簡単だよ。ルーを入れるんだ」

 

友人「え?いきなり?」

 

あなた「ごめんごめん、ルーは最後だった」

 

友人「水とか入れるよね?」

 

あなた「もちろん」

 

友人「カレーって、野菜とか入ってなかったっけ?」

 

あなた「ああ、もちろん、入れるよ」

 

友人「いつ入れるの?」

 

あなた「最初」

 

友人「切ったりしないの?」

 

あなた「ああ、するする」

 

こんな会話を繰り返していたら、友人はきっと、こういうに違いありません。

 

友人「最初っから順番に教えて!」

 

この、「最初から順番に」が書く時の要諦になるでしょう。

 

準備から始まるのか、それとも買い物から始まるのか。

 

どんな項目あるのか、それらをどうまとめればいいのか。

 

注意点は何か、それをいつ挟み込めばわかりやすくなるか。

 

そうした、全体像と細部について熟知しておかないと、説明はできないのではないか、と思います。

 

細部に入り込みすぎると、「あれ?ところで何作ってたっけ」にならないとも限りません。

 

まずは全体像を示して、これから何をするのか、どんなルートでいくのか、ほかのルートにはどんなものがあるのか。それらの違いはどういうものか。

 

説明しようとすれば、限りないほどにあるものです。

 

そして、そのすべてを説明しなくてもいい。

 

相手によって、何を話して何を話さないか、その取捨選択も、伝え方のスキルでしょう。

 

時々は、だれか具体的な相手に向かって、自分の考えていることを伝えてみればいいと思います。

 

実際に伝えるかどうかはさておき、自分の考えをまとめるいい機会になると思います。

 

自分の考えでなくても、今日の自分がしたこととか、今日自分が感じたことでもいい。

 

いきなり「頭にきた」と言ったとしても、あなたの怒りは伝わりません。

 

どうしたら怒りが伝わるのか、同感してほしいのか、それともただ聞いてほしいだけなのか、対策を一緒に練ってほしいのか、怒りを消す方法を聞きたいのか。

 

自分はこのことを相手に伝えることで何をしようとしているのだろう。

 

自問自答してみると、自分の隠された本音にまでアクセスできるかもしれません。