ジョブズのスピーチ、ドット(点)とドットをつなぐ、あなたも
こんにちは。
てらぴーだよ。
リビングで吐いた息が白かった日の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
リビングと言っても台所とセットなんですが、今朝吐く息が白かった。
なんで今頃冬?
寒くても暑くても、時間は進むんですけどね、容赦なく。
物理学では、時間は逆方向にも流れると言いますが、逆は無理というような研究も出てきているようです。つまり、時間の対称性は成立しないのだとか。
覆水盆に返らずなんて言うとおり、日常の感覚では、時間は一方向に「流れてます」。
よくある質問で、もしタイムマシンができたら自分のこれまでのどの年齢の時代に戻りたいですか、なんてのがありますよね。
二十歳ごろでしょうか、それとも純真だった中学生あたり。
小学生にまで戻ったら、たいていのことはやり直せるような気もします。
でも考えてみたら、過去に戻ったって、たぶんやることは同じ。
「やり直せる」とか「やり直したい」と考えちゃうのは、今に満足していないとか、もっとこうすればよかったという、後悔にも似た思いがあるからなのでしょう。
でも、そうやって考えられるのも、たとえどんなに失敗続きであったとしても、これまでの人生があったればこそ。
今現在のような知識とか体験、スキルを持って戻れるとしたら?なんて応用編みたいな問いかけも見たことがありますけれども、どこまでいっても、「結局過去は変えられない」「変えなくていい」あたりに落ち着くのではないでしょうか。
その時は見えなくて分からなかったけれど、気がついたらあれやこれやが結びついて今現在大正解になっている。
有名な、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学の卒業式でのスピーチ、点と点をつなぐエピソード。
誰にでも、「なんで自分がよりによってこんな目に?」というエピソードがあって、でもそれがやがて「うまくいく」布石になって・・・・。という経験の一つや二つはお持ちでしょう。
ですから、過去の様々な出来事から、どれか一つを選び出すとか、消去するというのがそもそも間違いなのかもしれません。
すべてはつながっている。
人もモノも経験も、みんな。
だから、自分のこれまでの歴史から、「あの人だけを消去」「あの経験だけをなかったことにする」「あの出会いはなし」ということはできないし意味がないのでしょう。
今日も1日がそろそろ終わろうとしています。
毎日いろんなことがあって、でも記憶に残るのはごくわずか。
でも、どこか、自分の知らないところで何かが進行中かも。
あるいは去年のあれ、あれが明日形を変えてラッキーをもたらすかも。
「そんなことあるかい!?」って思いますか?
でも、今の自分がなぜここに住んでいるのか、なぜあの人と知り合えたのか、この愛用品はどのような経緯で今自分の元にあるのか、「あんな経験するなんて、恵まれていたよね」と思える体験、そういったことどもがどんなふうにしてあなたの中に重ねられているか、思い返してみるときっと不思議な出会いとか偶然とかがあったのだと思います。
そして、「偶然」はないのだと先人たちは教えています。
ただ流されるままに生を重ねていると思うより、ジョブズの経験がつながったように、自分もまた導かれているのだと思うほうが、楽しくはないですか?
さあ、手帳を開いて、今日印象的だったことを三つ書いてみませんか?
どこかで何かとつながるかもしれません。