コロナウイルスの流行でも、「倒れるところに土をつかもう」
こんにちは。
てらぴーだよ。
閉じこもり自分と向き合う夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
コロナに安穏としてられないけど、何をどうすればいいのか。
せめては外出を控え、人と近づかないようにしては見るものの、いつまで続くのだろうとそればかり考えています。
たまにどうしても買い物などするたびに、人および人の息など避けることもかなわず、自分としては注意しているけれども、今の接近具合で感染することなどあるのだろうかとも考えてしまいます。
長年潜水艦に乗っていたという元自衛隊の方のインタビュー記事を見ました。
密閉と言ってもいい潜水艦で、長ければ半年ほども生活するというのです。
しかも、物音を立ててはいけない神経の張りつめた生活、6時間3交代の「勤務」で時間の感覚もおかしくなりそうです。
そのため、決まった時間帯でDVDの鑑賞をしたり、食事の時間をきちんと決めていたり、ストレスを和らげる工夫をしていたと言います。
ちょうどいい機会だから、静かに自分と向き合うのもいい効果をあげられると思います。
おそらくコロナウイルスの影響は、経済だけで見ても広範に及ぶことでしょう。
折りから「働き方改革」への関心も高まっていたこともあって、もしかしたら、私たちの生活の在り様そのものが、大きな転換期を迎えるのかもしれません。
例えば、在宅ワーク。
やってみたら意外とできるじゃんという職種は多いのかもしれません。
教育にしても、なんだこれなら学校に行かなくてもいいかも、という面も現れてきているのではないでしょうか。すべての子供たちに有効ではないとは思いますが、学力をつけるだけならば、自宅でネットで結構やれるのではないか、その大掛かりな「実験」が否応なく引き起こされているようにも見えてきます。
今まで、こうじゃなきゃダメだ、このやり方じゃないとできないと思われていたことが、そうでもなかった、という実態があらわになったように思います。
これを「災厄」とだけ捉えないで、人々の繋がり具合の再構成の機会ととらえて考えてみることも大切な視線になると思います。
自分はどのような働き方をしたいのか、ゼロから始めるとしたら、どうなるだろうか。
その、理想の働き方を実行するのにどんな障害があるだろうか。
個人としての生き方もまた問われていることでしょう。
果たして元に戻ってそれでいいのか。
感染が始まる前の生活に戻れれば、それがベストなのだろうか。
コロナウイルスのパンデミックで、今まで見えなかったこととか、見えないふりをしていたこと、こうもできるかもと可能性が広がったことなど、見通しのよくなったことがあると思います。
悪いことばかりではないはず。
忘れないうちにそれらを書き出して、今後の生活に役立てましょう。
もしかしたら、あなた一人の生活だけではなしに、大きく社会を変えていく動きにもつながるかもしれません。
せっかくここまでグローバルになったのだから、何かしらの良い変化がないと悔しいではありませんか。
「倒れるところに土をつかめ」ってやつですよ。