覚悟を決めたら、新しい手帳に書いてみる
こんにちは。
てらぴーだよ。
今夜からまた雪積もるって?の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
終日降ったり止んだり、それでも薄くは積もりました。
でもすぐに溶けて、シャーベットよりもべちゃべちゃ状態に。
こうなると、アイスのシャーベットも道路のシャーベットも不快なことこの上もありません。
車を持たず基本「歩行者」なので、雪道も歩くわけですが、時折りそのシャーベットを跳ね飛ばしながら車が通り過ぎる。
ズボンだけでなく上着にまでシャーベットが跳ね上がります。
融雪装置は、車にはありがたいでしょうけど、あれは雪をシャーベットにするだけなので、歩行者は、時に傘を腰の真横に構えないといけません。
運転なさっている方々はご存じなのでしょうか、雪って、解けても冷たいんだよ。
さらに付け加えるならば、跳ね飛ばされたシャーベットは、かなりの速度で衣服に張り付くので、張り付いた瞬間から中に染みてくるのです。
以上、雪国の歩行者でした。
運転手から、歩行者が見えにくいように、ふだんの私たちにも、見えていないこと、盲点となっていることは、多々あるに違いありません。
あまりにも当たり前で、相対化できないことも、何かしらの災害とか事件などが起こることで、その存在や存在の在り方に目が届くというありさまなのです。
そんなことを考えていくと、どうしても、コロナのことを考えざるを得ません。
コロナ禍を経て、私たちはどうすればいいのでしょう。
マスクを常備する、といった表面的なことではなく、かなり根本から、「これから暮らしをどうするのだ」と問われているようなのです。
暮らしはもちろん、生き方に直結しています。
今後の働き方、子育て、生活の手立て、これまでの延長で収まることではなくなってきている、そんな気もします。
例えば、東京から脱出する人が増えているとか、そういうニュースに接すると、生活の根本から変わっていくのだろうなと思います。
それまでは24時間営業とか、深夜までお店が開いている状態が半ば「当たり前」だったのに、すっかり様変わりしました。
深夜2時まで開いていた書店が、今では10時に閉店です。
でもそれで不便になったかといえばそれほどでもない。
おそらく従業員の、特に若い女の子なんかは、安心しているのではないでしょうか。
考えてみたら、年中無休という営業時間も世界の非常識だったわけですし。
その働き方は働いている人を幸せにするのか、ということが、これからもっと多くの分野でとらえ直されていけばいいなと思います。
落ち着くまでには、まだまだ混乱がありましょうけど、おそらくその先には、ワクワクする未来があるのではないかと思うのです。
それがまだ見えてこないから、不安なだけなのではないでしょうか?
今日の読書は、内田樹さんの自叙伝、タイトルは、
『そのうち なんとか なるだろう』(マガジンハウス)
植木等かよ!という突っ込みは置いておいて、その時々での内田さんの生き方の指針の自己決定が、ものすごく参考になりました。
ああ、自分はこんな風に「これからをこのように生きよう」とは考えてこなかったなあ。
もちろん、内田さんの生き方を、そのまままねても意味がありません。
要は、腹のくくり方。覚悟の決め方なのです。
そして、こうした、よしこれからは俺はこういうふうに生きようという決意は、その時の感激が長くは続かないので、いつしか忘れ去られ元通り、というコースをたどることが、今までの僕の人生から分かっております。
なのでここは早めに、感激が静まる前に、紙に書き出して、何度も見直して、ブラッシュアップしなければ、身につかないことも身に染みて分かっております。
コロナが与えてくれた功徳というものがあるのならば、この、内面への視線なのではないかと思うのです。
自分はこれからどう生きるのか、といった問いかけは、必ず、これからどのような社会を築いていくのかという問いかけにつながっている、そのように信じてます。
年末に向けて、新しい手帳に、自分の決意を書き込んでみましょう。
後で書き直すのも、全然アリです。