気持ちよく本を読むために、エアコンにも協力を仰ぐ
こんにちは。
てらぴーだよ。
思考力を根こそぎ奪う暑さの夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
今日の深夜、日付が変わったら、満月の登場。
浴衣で涼みたい。
そう言えば、かつてある集まりに、浴衣を着て行ったら、
「なんで『寝巻』着てるの?」
と言われたことがあります。
確かに、こんなの着て入院しているお年寄り、いるよなあと感じました。
それはともかく、覚悟していたとはいえ、こうまで暑いと落ち着いて何もできません。
ひっきりなしに自家製のほうじ茶を飲み、汗をぬぐい、居場所を変え(同じ場所にじっとしていられない)、手にする本を替えてみるものの、目線が宙をふらつき、何も頭に入らない。
何もしていない自覚だけはあるので、分厚いノートを買い込んで、思いのたけを書き尽くしてみたいと夢想する。
コロナ禍で、長居のできる冷房の効いた、公共の場所が激減しています。
図書館に避暑を決め込んでも、「滞在は60分以内にお願いします」と書かれてます。
イスもほとんど撤去されてるしね。
これだけ暑くて蒸すと、頭もうまく働かないので、知的生産には向いてない季節だと言えるでしょう。
でも、エアコンという救世主がいたのでした。
元祖『知的生産』(梅棹忠夫先生は「本家」)の渡部昇一先生は、ご著書で、日本の梅雨から夏にかけての蒸し暑さは、頭が働かなくなるので、知的生産ができない、その唯一の解決策が、勉強部屋もしくは書斎に「冷房」を入れることだとお書きになってます。
大学生の身で「エアコン」など贅沢とも思われるが、知的生産のためにはこれくらいの投資は当たり前だと。
当時はまだ、学生の下宿には、贅沢品だったのでしょうけど、今じゃあ当たり前ですかね。
かくして、冷房を入れたり除湿をしたりで、不快にならずに快適なまま、インプットやアウトプットの知的生産にいそしめる環境は整いましたけど、その実態はいかがでしょう。
夏は、感想文の季節でもあるので、本屋さんの店頭では、課題図書が山積みです。
夏休みのドリルなんてのもあるし、この季節、売り上げは上向くのでしょうか?
大人に関しても、雑誌で夏の読書の特集をしています。
これだって「課題図書」みたいなものでしょう。
さすがに、感想文は書かずとも、エアコンを効かせて、読書にもいそしみたいものです。
読むと言ってもただ読むのではなく、どうやら、アウトプットから始めるのがいいみたいです。
その本を読んで、どんなアウトプットをするのか、事前に決めて、それから読む、こうすることで、目的を持った読書になるのだとか。
事前にアウトプットを決めておけば、読んだ内容を忘れないように気をつけるでしょうし、どんな形でのアウトプットになるのか、それに合わせて頭の方で「要約」をしたり「図示」してくれるのかもしれません。
頭と体は連動していますから、体を快適にすれば、頭の方もうまく働けるでしょう。
快適な読書のために、快適な睡眠や適切な栄養を取らなければならないのです。