手帳を使って、自分の「トリセツ」を作る
こんにちは。
てらぴーだよ。
打って変わって涼しくなった夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
昨日の夜は、あまりに暑かったのでベランダにアウトドアな椅子を出して、夕涼みとしゃれてみたけど、今夜は、雨も降っているし、窓を開けると寒いくらいです。
気温の上下で気分も上下しちゃう。
その時の気分とか調子の良さを何で測ってますか?
もっと具体的には、インプットやアウトプットをどのように捉えてますか?
その中身は問わないとして、調子の良さとか集中力の度合いとか、何かしらの「基準」が欲しいところでしょう。
例えば、読書。
毎日読書をしようと決めて、さて、その進み具合というか没頭の程度というものをどう評価するか。
バレットジャーナルなどでは、「習慣トラッカー」という、表をこしらえて、日々できたかどうかを記入する、というアイデアがあります。
ガントチャートでもできますよね。
それでも、その表に「した、しなかった」を記入するだけでは、充実度が分かりません。
読書なら、1ページ読んでも、今日は「読んだ」だし、丸ごと1冊読み終えても「読んだ」のチェックだけになってしまいます。
なので、ここはひとつ、その充実度なんかも集計できるようにしようではありませんか。
例えば読書なら、読んだページ数を記入していく、という手がありますよね。
昨日は10ページ読んで、今日は30ページ読んだ、ということを記録していくと、励みにもなりますし、あと4,5ページ読めば20ページになるのでもう少し読もうといった「粘り」が出てくることでしょう。
それに、何かをしているときに、それをしている自分を俯瞰してみるという視点も大切なものです。
今自分は集中しているのか、しているのならどれくらいの集中度であるか、また、集中できていないのであれば、その原因は何か、といったふうに、俯瞰することでその中身を密度の濃いものにすることができるでしょう。
そうした経験を重ねていく中で、自分なりの「エンジンのかけ方」とか、調子が悪い時の「ターボの効かせ方」といった処方箋が見つけやすくなるでしょう。
「こうなるともう集中できそうにない」ということが事前に分かれば、予定変更して、今日は息抜きの時間にしようということもできます。
自分の調子の波を作っているものは何か、また、左右するものは何か、そうした自分の「トリセツ」が経験値として蓄えられていくのです。
そうした中で、集中度の上げ方、のらない時のリカバリーの仕方、落ち込んだ時の回復の仕方などを学んでいけると思うのです。
僕の場合は、なんといっても、野帳を書いたページ数。
野帳の中紙は40枚、80ページです。
調子がいいと、つまりガンガン書くときは、ほぼ1週間で書き終えます。
けれども、調子が悪いとか、何か他のことで心ここにあらず、つまりは集中できていないという時には、1か月とかそれ以上かかるときがあります。
読んだ本の抜き書きなんかも野帳に書いているので、ページが進まないということは、読書もおろそかになっていた、ということです。
たぶんそういう時は、ただ生きているだけで、頭も心も働いていない、ということだと思うのです。
そして、野帳を書き進められていない、というのは事実としてすぐにわかるので、対策も取りやすくなります。
こうした、自分の調子を客観的に表してくれる「指標」を持つことで、たとえ道を外しても、すぐに本線に戻りやすくなるのです。
毎日の生活の質を表すバロメータをいくつか決めて、集計してみましょう。