月末、土日、手帳の「余白」を探してみよう
こんにちは。
てらぴーだよ。
秋が終わり冬に向かう夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
月末です。
11月始まりの手帳を買った人もいらっしゃるかもしれません。
なんにせよ、月末と週末、10月を振り返り、11月に期待しましょう。
手帳には、基本的に「こう書かなくてはならない」という決まりがあるわけではありません。
確かに普通のノートに比べれば、カレンダー仕様のマンスリーだったり、いろいろなレイアウトのウィークリーが、多くの場合「日付け」とともにあらかじめ印刷されているので、まったくどこからでも、自由に書いていいものではありません。
本日10月30日の出来事は、10月30日の欄に記入すべきです。
それは確かにそうなのですけど、手帳の各ページをば、よくよく眺めていると、いろんな「余白」と言いましょうか、「空白」があることに気づきます。
それは、マンスリーでもウィークリーでも見つけ出せるものです。
カレンダーの一番上の隙間、ページの両側の端にあたる縦長の余白、カレンダーで、日付の入っていない、月初めや月末の空欄。
バーチカルのウィークリーの、一日が始まる一番上で、時間軸も書かれていない空白地帯、時間軸のおしまいのわずかな余白、月曜が始まるお隣の、持て余したような空き地、月の表示の周りに開いた「余白」とも言えないような小さなスペース。
1日1ページでも、目を凝らすと、字を書く範囲って、ギリギリには設定されてなくて、周囲に、余裕を持たせているような「緩衝地帯」があったりします。
さて、問題は、それらの「余白」つまり普通は字を書かない紙面をどう活用するか、です。
無理やり字を書いちゃうというのも手ですし、決まったところに決まったことがら、もしくはイラストを添えるというのもいい方法だと思います。
もちろん、それらを「白く」残すというのも、それはそれで使い方書き方だと思うのです。
正解はないのですから。
けれども、ここはひとつ踏ん張って、手帳の紙面を文字やイラスト、図などで埋め尽くしてみてはいかがでしょう。
と言っても、いきなりすべてを埋め尽くせるとも思えませんから、例えば、どこか一つ決めて、そこを「特設ステージ」みたいに考えるのです。
そしてそこに、毎日決まったことを書いていく、というのはどうでしょう。
例えば僕は、右ページの端っこ、縦に細長く余白があると思いますが、そこに、来週の「忘れてはいけないこと」を書いています。
漫画雑誌でも、そうした余白に「次は〇月〇日発売!」とか「○○先生の漫画が読めるのはジャ〇プだけ!」なんて書いてあるではないですか。
あれのパクリです。
次週になって、ウィークリーを1枚めくると、どんな予定があったかはっきりわかるのですけど、前もって、自分で自分にお知らせしておけば、びっくりして「しまった!今週これがあったんだ!」なんてパニックになることもないかな、と思います。
とにかく、手帳の紙面に、新しい「余白」を見つけて、新しい使い方、書き方を考えてみてはいかがでしょう。
そのためにも、これまでの使い方、書き方は自分に合っていたのか、検討してみることが大切になると思います。
なんのために書いているのかもあやふやになって、惰性で書きつないでいたなんてことにならないように、これまで何を書いてきたのか、新たに書き加えるとしたらどんなことか、自分が今使っている手帳にはどんな余白があるのか、その余白に何が書けそうか、そんな、書き方の見直しの週末にしませんか?
さらに楽しい、手帳ライフのために。