習慣もまた、手帳で管理する
こんにちは。
てらぴーだよ。
釣り針のように鋭いお月様の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
「動けば変わる、止まれば太る」という格言がございまして、行動はとても大切なもののようです。
「これをすると体に良い」とか、「手帳はこう書きなさい」「できる人はやっている朝の習慣」などなど、生活をひいては人生というものを向上させるための情報は、ちまたにあふれています。
なので、後は行動、実行することという段階に至るのでしょうが、なかなか重い腰はもちあがらない。
なので、毎年同じようなテーマのビジネス書が次々に出版されていますし、雑誌の特集なんかも、同じ企画が繰り返されているのです。
決定版とか、大全、これでだめならあきらめなさい的な惹句が、定期的に書店の売り場を跋扈しているのは、そういった事情なのでしょう。
事程左様に、フットワークを軽くするのは難しいのです。
もちろん、そのための対策本も、抜け目なく用意されてます。
「今すぐやる50のメソッド」とか「ぐずぐずを直す脳科学の教え」とか「今すぐできない自分を責めないで」とか、こちらも花盛りです。
いいことを知って、実行に移すその間には、まるで千尋の谷があるようです。
その谷を何とか乗り越えても、次の谷が待ち構えています。
それは「持続」、行動を続ける谷です。
これもまた手ごわい。
何とか1回または1日実践したとしても、それを続けなかったら、期待される効果も出ないのは、火を見るよりも明らかです。
と、頭では分かっていても、なかなかに習慣として定着させるのが難しい。
こうした、習慣化のツールとしては、手帳が最適、最強でしょう。
何しろ時間軸や日付けが書かれていますから、実行した、しなかったを記していくのもたやすいことです。
バレットジャーナルのように、特別に習慣化の表を作ることもできますけど、手帳に元から備わっているマンスリーやウィークリーを活用するのが手っ取り早いと思います。
何を継続させたいのか、その項目を書いて、後はチェックするだけ。
そのチェックも、〇や✖といった記号で十分です。
僕はそれに加え、△も使っています。
△は、「十分ではなかったけど、しなかったわけではない」という印。
これだと、少しでもすれば△を記入できて、✖にはならないので、気が楽です。
できなかったといって、自分を責めなくてもいい。
さすがに△が続くと、ちゃんとやらなきゃな、といった気持ちにもなります。
どこかで自分を許してあげる仕掛けを用意しておくと、罪悪感も薄まります。
ある程度継続できてきたら、途切れさすのは嫌なもの、せっかくここまで続けたのだから、このまま続けようという気持ちにもなるというものです。
もちろん続かなかったとしても、それをマイナスに勘定しないで、また始めればいいのです。
落ちてきたら何度でも打ち上げる紙風船のように。(どこかで聞いた比喩)
ものごとを継続する時に、自分にはどのような癖があるのか、それが分かっただけでも良しとしましょう。
そして次はその癖が、マイナスに働かないように対策を考えてみるのです。
そして、また続ける、その繰り返し。
手帳には、スケジュールだけでなく、毎日の習慣も記入しましょう。
記入が簡単になるように、記号を考えながら。
そうした積み重ねが、どんなところに自分を連れて行くのか、楽しみにしませんか。