手帳やノートに広げてみる、それが、デトックスになる
こんにちは。
てらぴーだよ。
雪もひと段落かの夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
考えていることがそのまま「文字」になったりしたら、さぞかし大変なことだろう。
まともな、今結論を出さないといけないことばかりではなく、不埒なことや、今この場に全く関係のないことなどを、それこそ縦横無尽に考えているから。
考えると言っても、いつも「文字」だけで考えているわけではなくて、映像、つまりイメージでも何かしらの思考や感情を働かせているに違いない。
いわゆる、直感がこれにあたるだろう。
文筆を業としている方々は、頭の中に「完成原稿」を作成してから原稿用紙やキーボードなどに向かうのではなく、蚕が糸をはくように、その都度文字を紡ぎだしているのではないかしら。
我々の感情だって、何かもやもやとした気分があって、文字やイラストにしてみて初めてその形が、すなわち抱えていた感情が表れるということもあるでしょう。
ビジネス書で言う、「文字化」とか「見える化」と呼ばれることです。
毎日の仕事などで疲弊しているのならなおさら、時間を取って自分と向き合い、抱えている感情や思考を明るみに出したほうがいいでしょう。
頭の中のものを全部吐き出す、いわゆるブレインダンプという手法です。
寝ているときに見る夢にも、何らかの現実が反映されているようなので、夢日記もおすすめです。
僕は、達成したい「夢」と区別するために、寝ているときに見るあれは「ユメ」とカタカナで書いてます。
僕の場合は、ユメにメッセージ性はあまり感じられず、やたらとシュールなだけですけど、でもどこかに、今に詰まっている感情や思考が象徴されてはいないか考えてみたりもします。
ユメは、おそろしい勢いで忘れられていきますから、「あ~、なんか鮮やかな、ストーリー仕立てのユメを見たな」と思ったら、手帳のデイリーか野帳に、できるだけ詳しく書くようにしています。
でも、後で読み返しても、なんでこんなユメを見たのか、分からなくなるばかりなのですけれども、ユメって、そういうものですよね。
自分が最近考えていること、気になっていることなどを、定期的に紙に書き出すことは、デトックスの観点からもいいことだと思います。
特に、人には見せられないレベルの感情や考え方、捉え方などは、普段の生活の中で、理性が「いい子」になっちゃって、なかったことにしようとしたりしますから。
こんな考え方は良くない。
こんな風に反応してはならない。
こんな感情はもつべきではない。
でもそれらをいくら否定しても、無くなることはなくて、ただ頭の片隅とか心の隙間などに追いやられるだけ。
マグマがあふれ出すように、何かをきっかけにして、大爆発するかもしれません。
そしてそうした爆発は、自分だけでなく周りも傷つけたりしますから、手に負えないことも出てきます。
僕もそれで、たくさん迷惑をかけてます。
それならば、ふだんから、明るみに出してやればいい。
人に見せるものではありませんので、正直に。
最初は、抵抗ありますよ。
特にマイナスの言葉を書くときとか、相手への攻撃的な文句を書き連ねる時などに。
人には見せないと分かっていても、ためらいがあったり、そこでも自分をとりつくろったり。
でもそれは慣れ、慣れが解決してくれるでしょう。
ですから、定期的に、何度も書いたほうがいい。
書くごとに、素直に書けたり、正直に自分と向き合えたり、できるようになっていきますから。
思いもよらなかった自分の思考や感情を発見することも、あると思います。
「詰まり防止」のためにも、定期的な手帳、またはノートによるデトックスを。