森元首相を責めないで、何も考えてませんから

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

空気がおそろしく冷たい夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

雨や雪にはなってないくせに、空気が冷たくて凍えてしまう。

 

もう何も考えられない。

 

何も考えていないのは、森元首相であって、あの人はもちろん気温や天候に関係なく考えてなどいないのだ。

 

お願いだから、森さんを責めないで欲しい。

 

元とは言え、石川県が生んだ総理大臣なのだから。

 

当日の会場からは、笑いがもれたそうだから、あの発言に対して、

 

「そうそう、森さんの言うとおりだよね」とか、

 

「ははっ、うまいこと言うねえ」と思った昭和な男どもが他にもいたのだから、むしろ、そっちの方が病根としては深いのではないか。

 

もちろん、森さんもいけないけど、あの人は何が何だか分かっていないと思う。

 

男尊女卑が当たり前で生きてきたのだから、あの年になって、LGBTだなんだと言ったって、たぶん理解できないし、しようとも思ってないでしょ。

 

英語が苦手な森さんは、かつてIT(アイティー)のことを「イット」と呼んだ過去がありますから。

 

謝罪させても、本質は変わりません。

 

謝罪そのものが意味なしだと思う。

 

発言を取り消したところで、森さんが男女同権について勉強するかと言ったらしないと思います。

 

つまり、森さんをいじめても意味がない。

 

問題は、なぜあのような、昭和な人を要職につけたのか?

 

国民投票とかではないですよね。

 

選挙をしたわけでもない。

 

曲がりなりにも、「元総理大臣」として、ふさわしいと誰かがお決めになったのでしょう。

 

それとも、森さんの自薦なのかしら?

 

不可解なのは、森さんって、現役の総理大臣だったころは、めちゃくちゃに批判されてたのに、総理をおやめになった後では、「元総理」として数々の要職にもついていらっしゃるし、何なら「全権ロシア特使」にもおなりになっていたはず。

 

どこかで誰かが森さんを必要としているのではないでしょうか?

 

「何かを口にしたら炎上もありうる」も織り込み済みで。

 

大体森さんが「総理」に選ばれた経緯が分からない。

 

なんであの時そんな選択をしたのかなあ。

 

たぶん森さんも、自分にお鉢が回ってくるとは考えてもなかったでしょう。

 

でも、森さんのすごいところは、総理になったからと言って、考えを改めなかったこと。

 

そのことで数々の迷言を残し、何しに舞台に出たのかわからないまま、退陣となったのでした。

 

今回の「口が滑った」も、「もう本人が発言を取り消して謝罪している」ということで、幕引きが行われるのでしょう。

 

どうか、森さんをいじめないで欲しい。

 

彼は何も分かっちゃいないし、これからも分からないし、分かろうともしないし、分からないまま生を終えるのだから。

 

再び繰り返せば、責められるべきなのは森さんなどではなく、その周りで笑っている方々ではないのか。