天皇誕生日、年は一個上だけど、学年は同じでした
こんにちは。
てらぴーだよ。
またもや冷え込んだ夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
うすぐもりだから油断してた。雨も雪も降ってないし、青空は見えないけど、穏やかな祝日であろうと。
外出すると、とんでもなく冷えていた、空気が。
防寒レベル1だったので、手袋もしていない。
自転車のハンドルを握る手が凍り付く。
かろうじて装着していたネックウオーマーが、なんとか体温の低下を防いでくれる。
くっ、今日は、天皇誕生日ではないか!
忘れていたわけではないけど、天皇とは同学年なのだった。
僕は4月生まれなので、年齢は一個上。
世が世なら、そして我が家の家系が家系なら、「ご学友」であったかもしれないのに。
ちなみに、僕が高校生か大学に入ったばかりのころに、確かソニーのカセットラジカセの名前が、語学の学習に最適というので「語学友」という名前で売り出したことがありました。
皇族の方々のお友達である「ご学友」に引っ掛けたネーミングだと思うけど、まだ持っている人はいるのか?
皇太子の時代はそれほどの違和感もなかったけど、天皇となられたときは、なんだか妙な感じでした。
同級生がいつの間にか上場企業のCEOか何かになったようで。
ずっと皇太子だと思ってた。(それは無理)
今ある「天皇制」というものは、近代天皇制というべきで、古来連綿と続いてきた(と一部で信じられている)ものとは異なるはず。
死ぬまで天皇であるとか、途中で元号を変えないとか、明治になってから改められた、または決められたことも多いはず。
宮家にしたって、明治になってから、少ないとお世継ぎに困るであろうという配慮から、明治期に増やしたのだった。
でも戦後減らされた。
とまあ、今のカタチが2650年くらい続いてきたわけでもない。
この間「建国記念の日」というのがあったけど、そしてそれは初代の天皇が即位した時を起点にしているというけど。
大体2650年前というと、縄文時代ですよ。縄文。
土器作ったり、体に入れ墨を入れたりしていたらしい。
そんな時代に、縄文人たちも「天皇陛下ばんざーい」なんて言って突撃してたのでしょうか?
アメリカでは、ダーウィンの進化論を信じなくて、我々は猿の子孫ではない、学校でも、我々の祖先はアダムとイブだと教えろ、と主張する「聖書正しい派」がかなりの割合いると聞いたことがあります。
でも、聖書を信じるのは信仰だからいいとして、人類がチンパンジーなどから枝分かれしたのではなく、アダムとイブの子供の子供だと信じるのもいいとしても、それを学校教育で教えろというのはいかがなものなのか。
にもかかわらず、アメリカは科学の分野でも世界の先端を走ってますよね。
ノーベル賞受賞者も多いし。
日本でも、天皇制護持とは言いながら、いわゆる右翼、保守派の中にも、「天皇は宮廷祭祀だけしてればいいんだ」という意見も多いと知って、ますます訳が分からなくなりました。
伝統のようで伝統ではない、かと言って、なかなか相対化できない。
不思議のシステムだ、天皇制って。
何気に僕が、どうにも不可解なのは、外国からのお客様、国賓を招いての、いわゆる宮中晩餐会。
どうしてあのメニューが、フランス料理のフルコースなのか。
例えばですよ、例えばあなたがフランスに行ったとしましょうや。
フランス人の友達が、
「よく来てくれたね、今日はとっておきのごちそうを用意したよ」
と言って期待を持たせ、出てきた料理が、
「サバの味噌煮定食フルコース」
だったらどうでしょう?
たぶん、こう返すと思います。
ごめん、ピエール(仮名)。サバの味噌煮は嫌いじゃないけど、こんなの俺は自分の国でいつでも食べられるんだよ。多少品数やグレードが下がっても、旬の、今じゃないと食べられない、まさにおフランスならではっていう料理はないのかな、そっちの方がなんぼかいいよ。
なぜ、フランス料理のフルコースなのか、いつまで続けるのか、なぜ保守派はそこをつかないのか。
ちなみに、天皇ご夫妻の、男性は西洋風の正装、女性はその国の民族衣装といういでたちは、アフリカをはじめアジアなど、植民地でよく見られるスタイルですよね。
ともあれ、61歳おめでとうございます。